ベルエポック時代を代表する至宝、グラン パレ。パリの人々はもちろん、旅行者にも人気の観光名所であり、定期的に開催されるイベントは、スポーツからファッション、アートまで多岐にわたります。
グラン パレは、1900 年にパリで開催された万国博の会場として建てられました。その後しばらくは数多くの美術展が開催されましたが、第一次世界大戦中は軍事病院として、第二次世界大戦ではナチスの宣伝展示会場として使われました。建物の構造に問題がたびたび発生し、改修工事のため 1993 年に閉館。2007 年に再オープンしました。
まずは、この壮大な建造物の正面をじっくりみてみましょう。クラシックな石造りのファサードとガラス張りの丸屋根が特徴的。アール ヌーヴォーの精巧な鉄製の装飾も見応えがあります。
グラン パレの西側には、家族で楽しめる科学博物館、発見の殿堂があります。物理学、天文学、生物学、化学など、科学のさまざまな分野の常設展示を見学できるほか、体験型の実験が随時開催され、プラネタリウムのショーもあります。
グラン パレの展示スペースでは、さまざまなイベントが開催されています。ダンス、演劇、映画、芸術、スポーツなど、趣向を凝らしたプログラムが多く、常に新しいものが取り入れられています。
ナショナル ギャラリーのイベント スケジュールも事前にチェックしておきましょう。チケットも前もって購入しておくのがおすすめ。国際的な大イベントはすぐに売り切れます。過去にはエドワード ホッパーやロバート メイプルソープの回顧展も開かれました。一通り見終わったら、館内のレストラン、ミニ パレへ。ここでの食事もおすすめです。
発見の殿堂は、月曜日が休館日です。入館は有料。ナショナル ギャラリーは別料金です。グラン パレの入場料と営業時間は、イベントの内容によって異なります。ナショナル ギャラリーに行くにはジェネラル アイゼンオウエ通りの 3 番入り口、発見の殿堂はフランクラン ルーズベルト大通りの入り口になります。