グラフトン通りはヨーロッパでも一流の店が軒を連ねるショッピング通り。高級ブティックとレストランがずらりと並びます。ここはダブリンの 2 大商業エリアの 1 つ。国際的に名の知られた店が並ぶ通りです。とは言え、有名なストリート パフォーマーや伝統的なパブなども見られ、ダブリンらしい魅力も感じられます。高級店で思い切り買い物ができるよう、現金やクレジット カードを忘れずに。
まずはこのメイン ストリートに並ぶ店をチェック。店の入れ替わりが早く、次々に変わります。ストリート パフォーマーや観光客、地元の人たちでにぎわう活気ある雰囲気を満喫しましょう。路上では、ミュージシャンやパントマイマーが芸を披露しています。ここからは有名なパフォーマーも誕生しています。たとえば、ダミアン ライス、メキシコ人ギター デュオのロドリーゴ イ ガブリエーラの他、ザ フレームスのメンバーでありダブリンを舞台にした恋愛映画「ONCE ダブリンの街角で」の主演俳優であるグレン ハンサードなどが挙げられます。
レストランやパブでは、伝統的なギネス ビールを注文しましょう。ハープのマークと、泡にクローバーの形を作るのが特徴です。グラフトン通りにはかなり人出がありますが、道幅が広いので人混みが集中することもなく、落ち着いて買い物を楽しめます。ぜひここでお気に入りの品物を探し出しましょう。通りの大部分に赤いレンガがきれいに敷かれ、歩行者専用になっています。
通りには、アイルランド人ロッカーのフィル ライノットの実物大の銅像が設置されています。グラフトン通りに店を構えたのが 1927 年という老舗カフェ、ビューリーズのグラフトン通り店でドリンクを楽しむのもおすすめ (ビューリーズは、2017 年後半まで、改装のため閉店しています)。ステンドグラスの窓、高い天井にシャンデリア、彫刻といった素敵なしつらえが魅力です。この店のカフェ シアターでは各種パフォーマンスを楽しむことができます。
グラフトン通りの名前は、イングランド王チャールズ 2 世の非嫡出子である初代グラフトン公爵に由来します。ジェームズ ジョイスなどの作家が、グラフトン通りと思われる通りを作品内に登場させています。ダブリンの 2 大ショッピング ストリートのもう 1 つは、リフィー川の北にあるヘンリー通りです。
グラフトン通りは、リフィー川の南から数ブロックのカレッジ グリーンから美しい公園のセント スティーブンス グリーンまでの通りです。グラフトン通りと平行に走るドーソン通りに多くのバス停留所があります。ショップは朝から夜まで開店。ダブリンの他のエリアに比べて閉店時間が遅いのが特徴です。