ニュージーランドの端に位置するノースランド地方ののどかな湾。ケープレインガの有名な灯台に向かう途中に水上スポーツを楽しむのにちょうどよい場所です。
ダウトレス湾は水上スポーツの人気スポット。釣りにカヤック、セーリング、ダイビング、スタンドアップパドル サーフィン、海水浴と、何から始めようか迷うほど。心ゆくまで体を動かした後は、ビーチやシーフードカフェでのんびりリラックスしましょう。
ダウトレス湾は、クーパースビーチからファトゥフィフィへ向かって北に広がる馬蹄形の湾。名前は、1796 年にジェームズ クック船長が何気なく “疑う余地なく (ダウトレス) 湾である“ と述べたことに由来しています。
まずはクーパースビーチとケーブルベイに行ってみましょう。この 2 つの人気バケーションスポットには、素晴らしい海水浴場があります。
近くのタイパでは、タウテ ギャラリー アンド ツアーを訪れましょう。地元のマオリ族のアーティストによるライブ彫刻、機織り、タモコ (タトゥー) の実演やワークショップが楽しめます。ミリミリ (ヒーリングマッサージ) とロンゴア (自然療法) を試したり、記念品に陶器やアートプリントを買ったりするのもおすすめです。
ダウトレス湾の北端に位置するのがカリカリ半島。ペレヒペビーチに沿って散歩し、マタイ湾を散策しましょう。ファトゥフィフィは、トケラウビーチの最北端にあるバケーションリゾートです。フエダイのエサとなるヒラツメ蟹やツアツアがいるので、釣りを楽しむにはこの上ないスポットです。
もちろん、ただフィッシュ アンド チップスを食べるだけでも楽しめます。ダウトレス湾の南の端には、絵に描いたような美しい町マンゴヌイがあります。この町にあるミル湾には、ニュージーランド有数の人気シーフードカフェがいくつもあります。イカリングフライにモエギイガイ、そしてカキに舌鼓を打ちながら、眼下に広がる海をアカエイが泳ぐ様子を眺めましょう。カウリツリーで造られたマンゴヌイ裁判所は歴史ある建物。現在は素晴らしい芸術作品を展示するギャラリーになっています。アートショップには、地元の才能あふれるアーティストのオリジナル作品がたくさんあります。この街に一泊して、夕暮れ時にペンギンが現れるのを待つのもおすすめ。岸に向かってよたよたと歩く愛らしい姿は一見の価値ありです。
マンゴヌイはかつて南太平洋有数の大捕鯨船団の拠点となっていました。近くのバトラーポイントにある捕鯨博物館は、1840 年代の農場の邸宅を利用しています。カウリツリー製の捕鯨船を鑑賞し、マカデミアナッツの果樹園とポフツカワ (クリスマス) ツリーがある庭を散策しましょう。バトラーポイントには、かつてマオリ族が使用していた、パと呼ばれる丘の上の要塞があります。
ダウトレス湾は、アイランズ湾からケープレインガの灯台に向かう沿岸道路沿いのほぼ中間地点に位置します。北へ向かう途中に立ち寄ってリフレッシュするのにうってつけの場所です。
釣りの楽しみからマオリ族文化まで、のどかなダウトレス湾のライフスタイルを経験したら、その名の通り疑う余地なくまた訪れたくなるでしょう。