シャボー宇宙科学センターは、本物の宇宙服を触ったり、プラネタリウムを鑑賞したり、巨大望遠鏡で夜空に輝く星座を観測したりできる、すばらしい施設です。星の誕生について学び、太陽の表面を観察し、IMAX シアターで壮大な天体ショーを鑑賞しましょう。
元々は、1883 年にオークランド天文台として創設された施設で、広さ 8000 ㎡ (8 万 6 千平方フィート) のセンター内には創設当初から使用されている望遠鏡に加えて 2 台の望遠鏡があります。最新テクノロジーを駆使して、訪れた人を宇宙の神秘に迫る旅にいざないます。
このセンターに来たら外せないのは、直径 21 m (70 フィート) の巨大円形スクリーンでダイナミックな天体ショーを上映するアスク ジーヴス プラネタリウム。宇宙飛行士になった気分が味わえる「アストロノート」などの映像もお楽しみください。プラネタリウムのほか、シアター ショーも週に 2 回ほど予定されており、18 m (60 フィート) の IMAX スクリーンを備えたティエン メガドーム シアターでは、新しい宇宙エンターテイメントが楽しめます。はるか 1 億 5 千万 km (9300 万マイル) を旅し、太陽の表面を観察する「ソーラー マックス」など、夢中になれる作品が目白押しです。
センターにある 3 台の天体望遠鏡も忘れてはいけません。1883 年のセンター創設当時から使用されている「リア」。1914 年に作られ、一般開放されている中ではアメリカ最大とされる屈折望遠鏡の「レイチェル」。そして、2003 年に新たに加わった 180 度観測が可能な最新望遠鏡の「ネリー」。昼間も太陽や月、金星を観測することができますが、やはりおすすめは 3 台の望遠鏡を使って夜空にきらめく星を観測する、夜の天体観測です。金曜日または土曜日の夜に行われるので、ぜひお越しください。観測会は晴天のときのみ開催されます。
シャボー宇宙科学センターの見学には、3 ~ 5 時間ほどかかります。おなかが空いたら、軽食などの食事が楽しめるスペース カフェをご利用ください。宇宙に関するお土産を売るギフト ショップもあります。
シャボー宇宙科学センターは、オークランドの東の丘陵に広がるレッドウッド リージョナル パークの中にあります。センター行きのバスが運行しており、敷地内には無料の駐車場があります。センターは 1 年を通して水曜日~日曜日に開館しており、金曜日、土曜日の夜は営業時間が延長されます。夏季期間中には火曜日も営業しています。11 月 27 日 (サンクス ギビング デイ) および 12 月 25 日 (クリスマス) は休館です。