中原のバルコニーのあるホテル

「この町で経験出来る最高の宿泊体験が出来た気がします。やり過ぎなリノベーションホテルが多い平遥で、280年前に造られた本来の富商の屋敷の雰囲気を残しながら、快適に過ごせるように工夫してくれてありました。西大街から少し路地に入った場所であることも観光客の喧騒から離れて過ごせます。 女性マネージャーが、英語でのこちらの要望にも丁寧に英語で応じてくれました。こんなに細やかなサービスをしてくれたホテルは、過去に中国で体験したことはありませんでした。 ホテル付属のレストラン兼カフェは、とても優しい味の家庭料理の雰囲気が漂ったもので、多すぎたり、濃厚だったりする中国の旅の食事の中で癒しと言っても良いほどに口に合いました。価格もとても安くて良心的。家族3人でビールやデザートまで食べて、150元しませんでした。デザートのゴマ揚げ団子も日本とお馴染みのものとは少し違いますが、独特のおいしさがありました。少し煎餅的な質感の皮がシューのようにサクサクで、ゴマ餡もクリームのようなおいしさ。 平遥は、なかなか行けない場所ですが、本当に機会があればもう一度訪ねたくなるホテルでした。 」