ブルガリア国会議事堂を訪れると、ブルガリア国会の鼓動を感じることができます。まず 19 世紀の建築をじっくりと鑑賞し、それから審議中の議会活動を覗いてみましょう。ブルガリア国会議事堂は、ドイツのザクセンから来た建設業者によって 1884 年に建てられました。
正面入口の前にある階段に立って、左右対称のファサードをご覧ください。アーチ型の出入り口や、屋根付きの窓が特徴的です。そのまま建物の周囲を歩いて回り、白い漆喰塗りと、ネオルネサンス様式のデザインを味わいましょう。正面入口の左側に立つと、壮大なアレクサンドル ネフスキー大聖堂を背景に、国会議事堂を写真に収めることができます。
また、議事堂の前にある広場には、解放者皇帝の記念碑があります。この立派な像は、オスマン帝国の支配からブルガリアを解放したロシア皇帝アレクサンドル 2 世を称えたものです。
国会で審議が行われる時間を見計らってガイド付きツアーに参加すれば、ブルガリア国会の内部が見られるかもしれません。ツアー参加者は、審議席に座ったり、建物そのものと国会内部の活動についてのビデオを視聴したりできるほか、国会の諸委員会のメンバーと実際に会う機会もあります。ツアーについての詳細は、ブルガリア国会のウェブサイトでご確認ください。
ブルガリア国会議事堂は市内の観光名所から徒歩圏内にあります。公共の交通機関も利用可能。地下鉄の SU Sv. 駅 (聖クリメント オフリドスキ ソフィア大学駅) は徒歩 5 分以内の距離です。市内観光バスも近くに停車します。木々が生い茂るボリソヴァ グラディナ (ボリス公園) にも足を延ばし、のんびりと散歩してみましょう。アレクサンドル ネフスキー大聖堂の豪華な内装を見学したり、イヴァン ヴァゾフ国立劇場でオペラやバレエを楽しむのもおすすめです。