ブラーニー城は 15 世紀に作られた城塞。地下牢、塔、城壁などを見て回りましょう。美しく手入れされた庭園も見どころです。色とりどりの花々を眺めるのはもちろん、きれいな芝生の上でピクニックを楽しんでも。キスすると雄弁になれるという言い伝えのあるブラーニー ストーンもお忘れなく。ブラーニー城の現在の建物は、1446 年にマンスター王によって建造されて以来 3 代目のものです。
城塞と庭園を自由に見て回りましょう。まずはメインの建物から見学開始。オリバー クロムウェル軍による侵略の際に兵士たちが逃走に使ったバジャーズ ケイブを見たら、薄気味悪い地下牢ものぞいてみましょう。トンネルや穴倉で入り組んだ迷路のようになっています。城の東の壁を背景にしている建物は「コート」と呼ばれ、18 世紀に貴族のジェフリー家によって作られたゴシック様式の邸宅です。
塔の階段を登って有名なブラーニー ストーンがある場所へ。手すりをつかみ、仰向けになり体を反らせてこの石にキスすると、雄弁の才が与えられると言われています。この石の由来には諸説あり、スコットランド王ロバート 1 世が、バノックバーンの戦いでの尽力に感謝してマンスター王のコーマック マッカーシーに与えたものという説や、ヤコブの枕として使われていた石を預言者エレミアがアイルランドに持ち込んだという説もあります。
あちこちに張り巡らされた小道を散策しながら、すばらしい庭園を堪能しましょう。色とりどりの草花や世界中から集められた毒草の他、アイルランド原産の植物も鑑賞できます。樹木園には珍しい樹木や変わった木々が植えられ、静かな雰囲気です。
ロック クローズ庭園では、風変わりな形の岩を見ることができます。ドルイド僧の祭壇、願いをかなえる階段、魔女の台所などの石組みのすべてに中世の歴史にまつわる物語が残されています。
ブラーニー城は、コークの街から北西に車で約 15 分の場所。路線バスがコークとブラーニー城間を運行しています。車で行く場合は、城の正面入り口の外にある無料の駐車場を利用しましょう。
ブラーニー城は毎日開園しており、入場は有料です。オンラインなら、割引価格でチケットを購入可能。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。