フーグリ川にまたがる印象的なバリー橋は、徒歩、車、または電車で渡ることができます。この多スパン構造の橋は、コルカタのダクシネスワルと、ハウラーのバリーを結んでいます。巨大な鋼鉄の建造物は 880 m (2,887 フィート) の長さがあり、6 年がかりで建設され 1932 年に完成しました。
バリー橋は、ウィリンドン橋、またベンガル語の名前でヴィヴェーカナンダ セトゥとも呼ばれています。フーグリ川にはいくつかの橋がかかっており、これはそのうちのひとつです。川岸で良いスポットを選び、巨大な橋を眺めて写真に収めましょう。いくつもある川の桟橋でボートを借りたり、コルカタ側からのクルーズに参加したりすれば、橋の下を通ることもできます。
近くからこの素晴らしい工学技術を見学するには、遊歩道で立ち止まり、橋げたのネットワーク構造を詳しく見てみるといいでしょう。ひとつひとつに、ライ・バハドゥール・ジャグマル・ラジャの名がスタンプされています。ラジャは実業家で、彼の経営する会社がこの橋を建設しました。
じっくりと、川を眺めてみましょう。何十ものボートが上流へ下流へと行き交う様子や、川へと降りる沐浴場の階段、ガートをご覧ください。毎日朝と夕方には、フーグリ川に数多くあるガートに数千人のヒンドゥー教信者たちが訪れ、沐浴をし、供物をします。
夜になると支柱や橋げたなどがライトアップされ、バリー橋は一層美しさを増します。
バリー橋は、コルカタから約 10 km (6 マイル) で、市内からも簡単に訪れることができます。橋の両側には鉄道駅もあります。
橋の付近にいる間に、近くのダクシネスワル カーリー寺院にも是非足を運んでみましょう。川沿いに建つこのヒンドゥー教寺院には、シヴァ神を祀った全く同じ形の祠が 12 棟あります。