市内で最古の現存する橋、オールド ディー橋。その歴史に触れ、7 つの特徴的なアーチからなる独特のデザインを鑑賞しましょう。
オールド ディー橋はディー川の上に架かる 14 世紀の建造物で、中世の工学技術を伝える優れた一例といえます。現地で採れる赤い砂岩で建造された現在の橋は、古代ローマの橋とノルマン時代の橋の跡地に架かっています。
歴史あるこの橋のシンプルな設計を鑑賞してみましょう。アーチはそれぞれ異なる大きさで設計されています。最も大きなアーチは、幅 18 m もあります。橋の中央まで進んだら、川面と市街地を眺めてみてください。水かさが最も少ないときには、橋の南端にあるアーチの下に立つこともできます。ここにはかつて、守衛詰所と塔がありました。
川の南岸では、クイーンズ パークの美しい光景を写真に納めましょう。ミネルヴァの神殿もお見逃しなく。近くの砂岩採石場に穿たれた、古代ローマの女神に捧げた祭壇です。隣接するエドガーズ フィールドを散策し、晴れた日には芝生でピクニックを満喫するのもおすすめです。
橋の北側にはチェシャー軍事博物館もあります。博物館では、同地域の 4 つのイギリス陸軍に関する歴史も知ることができます。展示物をじっくり鑑賞し、この地域にもたらされた世界大戦の戦禍について知識を深めましょう。隣には、グローヴナー博物館があり、このカウンティの自然史と建築史に関する充実した展示を見学できます。昔のままの雰囲気を残すビクトリア様式の表座敷や、ローマ時代の絵画や器具などが見どころです。
橋はいつでも無料で開放されており、徒歩と車両で通行できます。オールド ディー橋は、チェスター中心街を横切るディー川の上に架かる橋です。グローブス橋とサスペンション橋の間に位置しています。川の北岸または南岸には、多数のバス停もあります。