サンタ マリア教会 (聖母被昇天教区教会) は、テキスキアパンの町の代表的な教会。この教会の立っているミゲル イダルゴ広場は、隣に手入れの行き届いた庭園があり、商店やカフェに囲まれています。サンタ マリア教会の歴史は 18 世紀にまでさかのぼり、数期に分けられて建設されました。名前は、サンタ マリア デ ラ アスンシオン イ デ ラス アグアス カリエンテスというこの町の旧称に由来します。
この教会はカラフルで芸術的なネオクラシカル様式のデザイン。ギリシャ風の円柱が正面玄関の両側に配置され、その上の段にも同じように円柱が伸びて大きなペディメントを支えています。その上には、小さい円柱に囲まれて時計台がそびえています。入口の左側にあるのは多層階の鐘楼。この教会で最も高い建物は、後ろ側にあるピンク色のドーム型のクーポラです。
教会の中へ入ると、市松模様の床の長い身廊が正面の祭壇まで続いています。クーポラから降り注ぐ日光が自然の照明となって室内を照らしています。聖人や聖書の一場面を描いた絵画が壁を飾り、壁がんには彫像が置かれています。
教会はいつでも見学できますが、今も市民が祈りを捧げる神聖な場です。見学中は静かにして、写真を撮るときは邪魔にならないよう配慮しましょう。イースターの時期に訪れると、十字架の道行きなど聖書の一場面の再現劇を見ることができます。8 月には聖母マリアの被昇天を祝う日があります。
サンタ マリア教会はテキスキアパンの中心にあるミゲル イダルゴ広場の北側に建っています。教会を訪れた後は、広場でおしゃべりをする人たちや遊んでいる子供たちの姿を眺めながらのんびり過ごしましょう。ベンチに座って手入れの行き届いた庭園を鑑賞したり、あいさつを交わす地元の人々やミニチュア列車に乗った観光客を眺めたり。小さなあずまやもあります。広場を囲むアーケードには、いくつもの土産物店や飲食店が並んでいます。