2019年注目! 直行便で8時間30分のビーチリゾート、フィジーの魅力は?
2018年7月3日、南太平洋に浮かぶ国フィジーへの直行便が再開されました。フィジーエアウェイズが週2便(火・金曜)を運航し、成田~ナンディを8時間40分で結んでいます。エア・パシフィック航空が運航していた同路線が運休になったのは2009年なので、約9年ぶりの運航再開ということになります。
根強いファンをもつフィジー。「待ちに待った直行便!」と盛り上がる人たちもいますが、一般的には「フィジーってどこ?」という人のほうが多いでしょう。ですが、フィジーは世界でも有数のビーチリゾートエリア。日本での知名度は低いですが、ビーチリゾートを楽しむなら文句なしにおすすめできる魅力たっぷりの場所なんです。
魅力1 ハイレベルなリゾートホテル
photoby: Tourism Fiji
フィジーがある南太平洋はタヒチやニューカレドニアなど、憧れのリゾートエリアが点在するエリア。フィジーも「楽園」という枕詞で語られる、美しい海と砂浜に恵まれた島国です。広大な海域には330の島々が浮かび、国際的に知られるブランドホテルから、客室数10室以下のブティックリゾートまで、たくさんのホテルが点在。ハリウッドスターがお忍びで訪れる超ラグジュアリーなホテルもあり、世界でもトップクラスの優美なリゾートエリアとして知られているんです。
photoby: Laucala Island
ビーチ好きにおすすめなのは、ママヌザ諸島やヤサワ諸島など小さな島々を舞台にしたアイランドリゾート。どこもフィジーの伝統建築を取り入れながら、モダンなインテリアを配した居心地のよい空間です。
例えばママヌザ諸島の北端に浮かぶヴォモ・アイランド・フィジー。28室のヴィラと4室のレジデンスで1島を独占するプライベート感たっぷりのリゾートホテルです。宿泊料金に3食とソフトドリンク、エンジンを使わないアクティビティが含まれるオールインクルーシブスタイル。高台にあるプールは開放感たっぷりです。
夕方は巨大な岩の上にある、その名もロックバーへ。海を眺めながら過ごす至福の時間…たまりません。
こちらはフィジー南部、カンダブ島の近くに浮かぶココモ・プライベート・アイランド。ビーチ沿いに並ぶ21室のヴィラと5室のレジデンスを擁するラグジュアリーリゾートです。ヴィラにはプライベートプールが付き、優雅な休日を過ごすのに最適。まさに楽園の風景!
photoby: Kokomo Private Island
ブレ(フィジーではヴィラのことをブレと言います)のテラスでのんびりしたり、ビーチに出てスノーケリングを楽しんだり、理想的なビーチバカンスを送れますよ。
魅力2 ほがらかなフィジアン
よく「フィジーの魅力は行ってみないとわからない」と言われます。その理由がフィジーの住人、フィジアンの存在です。リゾートホテルに到着すると、出迎えてくれるのは陽気でほがらかなフィジアンたち。歌が上手でいつも笑顔。彼らとの交流がフィジーの休日を唯一無二のものにしてくれます。
photoby: Tourism Fiji
言葉は分からなくても「ブラ!」というフィジー語の挨拶だけで、つながっているような気持ちになれるから不思議。ホスピタリティで包み込まれるような、そんな感覚は、単に彼らが大柄だからというわけではないでしょう。
photoby: Tourism Fiji
実際にフィジーに通っているリピーターたちに話を聞くと、何度も「帰ってきたくなる」理由のひとつに、必ず「フィジアン」というキーワードが出てきます。この何ともいえない居心地のよさは、言葉や写真ではなかなか伝わらない…。それが「行ってみないとわからない」と言われる理由なのです。
photoby: Tourism Fiji
魅力3 美しいビーチ
フィジーを構成する島々は、ほとんどが火山島。フィジーの人々は国際空港があるビチレブ島や緑豊かなバヌアレブ島など大きな島々で暮らしています。
それ以外に、広大な海には珊瑚礁に囲まれた小さな島々も点在。これらの島々は真っ白な砂浜に縁どられ、アイランドリゾートの舞台になっています。
photoby: Kokomo Private Island
眩いばかりの砂浜に寝ころんで、のんびり過ごすのがフィジーの正しい過ごし方。スタビの愛称で知られるご当地ビール、フィジービターを飲みながらダラダラしていると、本当に幸せな気分になれるんですよね。
島によって、干潮になると浮かび上がる長いビーチがあったり、沖合にぽっかりと浮かぶ砂の島サンドバンクがあったり、ビーチの楽しみは多種多様。同じ島でも北と南で雰囲気が違うこともあるので、ビーチマニアの皆さんも満足できるはずです!
魅力4 美しく豊かな海
フィジーは国土のほとんどが海という島しょ国です。豊かな海は「手つかず」という表現がぴったりの海中景観を見せてくれます。小さな島々では、スノーケリングで少し沖に出るだけでエダサンゴやテーブルサンゴなどのハードコーラルがびっしり。珊瑚礁は小さな魚の隠れ家となり、スノーケリングやダイビングに最適です。ボートでさらに遠征すれば、色とりどりの魚の群れや大型回遊魚が見られるスポットも点在しています。
photoby:Kokomo Private Island
ダイビングのスポットも規格外の個性派ぞろい。切り立った壁にソフトコーラルがびっしりとついたスポットや、巨大なサメが行き交うシャークスポットなど、世界的に知られるダイナミックなダイビングスポットは、豊かな海だからこそ見られるシーン。何が出るかわからない未知なる海は、フィジーの魅力そのものといえそうです。
魅力5 濃厚なカルチャー
フィジーに伝わる独特のカルチャーも異国情緒を盛り上げてくれます。観光客でも触れられるのはメケと呼ばれる歌と踊り。男性は上半身裸で腰ミノをつけたアグレッシブな格好、女性は木の皮をなめしたタパクロスという布を巻いて登場します。
photoby: Tourism Fiji
男性のメケはかつて戦闘の前に、自分を奮い立たせるために踊られていた戦士のダンス。女性のメケは戦いから戻った戦士を迎えるための踊り。メケショーを開催しているリゾートホテルも多いので、リズムに合わせた荘厳な踊りや美しい歌声のハーモニーを堪能できます。
メケショーの最後には、たいてい別れの民謡イサレイが歌われます。これが情緒的な旋律で心に染み込んでくるんです。リゾートホテルを出発するときに歌われることもあり、この曲を聞くと「ありがとう。きっと戻ってくるよ」と思わされます。
photoby: Tourism Fiji
フィジアンのカルチャーで欠かせないのがカヴァ。ヤンゴーナというコショウ科の植物の根を乾燥させ、水に揉みだした飲み物なのですが、フィジアンのコミュニケーションに重大な役割を果たしています。見た目も味も泥水のようなカヴァは鎮静効果があり、フィジアンが平和に暮らしていくために必要なんだとか。リゾートホテルでは、水で薄めたカヴァを飲ませてくれることもあるので試してみては?(本当に泥水のようなので、自己責任でお願いします…笑)。
photoby: Tourism Fiji
世界有数のビーチリゾートエリアでありながら、アジアとは異なるカルチャーに触れられるフィジー。非日常感を味わうには最適なリゾートエリアに直行便で行けるなんて幸せ! 繁忙期は通常の火・金曜に加えて日曜にも直行便が運航する予定なので、次の休暇はフィジーも旅先選びの候補に入れてみてください。
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Cover photo by Tourism Fiji
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