魚介類大好物のフードライターお墨付き!ロサンゼルスの厳選シーフードレストラン
シーフードレストランは、旅行中の日本人の強い味方。アメリカに越して来てもうすぐ13年目を迎えますが、やはりDNAは日本人なので週の半分くらいシーフードが食べたくなります。「アメリカ旅行中は、思う存分にアメリカ料理を堪能したい!」とお考えの方も多いと思います。しかし、実際に3、4日立て続けにハンバーガーや肉料理ばかり食べていると、胃も疲れてしまうし、飽きてしまうものなのです。
そこで今回は、魚介類大好物のフードライターお墨付きのロサンゼルスのシーフードレストランを集めてみました。
オイスターやサーモンのグリルなどのクラシックなシーフード料理を提供するお店から、アジアやペルー料理とフュージョンした、一風変わったメニューにこだわるレストランまで、厳選してご紹介します。
プールサイドの席はデートに最適♪「ヴィヴィアン」in ビバリーヒルズ
Photo by White Oak Communications
「アバロン ホテル ビバリーヒルズ」ホテル内にある「ヴィヴィアン」は、デートにぴったりのモダンでスタイリッシュなレストラン。カップルやお洒落な服装に身を包んだ20代半ば~40代くらいのゲストがメインです。
Photo by White Oak Communications
プールを囲むように配置された屋外テーブル席と、店内にはブルーを基調にしたソファー席を用意。プールサイドの席は特に人気で、パティオヒーターがなければちょっと肌寒い平日の夜でも満席でした。
シーフードを中心に、パスタや肉料理も含め、様々なニューアメリカ料理を提供。
パイナップルの甘酸っぱさと発酵トウガラシのピリ辛さが絶妙的な「ハワイアン・カンパチ クルード(18ドル)」と、コーンポレンタの甘みが特徴の「タコのグリル(16ドル)」。
ウニとカニを贅沢に使った「イカ墨スパゲッティ(18ドル)」。このハラペーニョグリーンサルサソースは絶品です。シェフから作り方を教わりたいくらい!
トリュフ、レモンとハーブが絶妙なハーモニー。「ロブスター&エビのリゾット(39ドル)」は、食べ終わった後に、「あー、もっと食べたい」と思う、クリーミーな逸品。
ちょうどよい焼き加減の「ワイルドホタテ(32ドル)」。一見、イチゴがのっているので甘そうに見えますが、この茶色のソースはチョコレートではなく、バルサミコ酢のように酸っぱい「焦がしパン」のソースなのです。
「スコットランドサーモン(32ドル)」と「ワイルド シーバス(32ドル)」は、どちらもナイフを入れるのが申し訳なくなってしまうほど綺麗な盛り付け。
アメリカのレストランはお料理の量が多いことで知られますが、「ヴィヴィアン」のお料理は日本で出されるサイズとあまり変わりはないので、2人でお食事に行かれた場合、アペタイザー2品、メイン2品、デザート1つ注文すれば満腹です。
ヴィヴィアン(Viviane)
住所:9400 W Olympic Blvd, Beverly Hills, CA 90212
公式サイト(英語):https://www.avalon-hotel.com/beverly-hills/viviane/
電話番号:(310) 407-7791
営業時間:7:00-22:00(月―木)、7:00-23:00(金、土)、7:00-21:00(日)
韓国海鮮焼き「ムルデポ BBQ」in コリアタウン
アメリカでは、「ダイニングはエクスペリエンスだ」という名言があります。食事をただ食べるという行動として考えるのではなく、料理の見た目、調理方法、プレゼンテーションなど、すべて経験として楽しむ特別な時間とみなすことです。
コリアタウンにある「ムルデポ BBQ」は、まさにこのダイニングエクスペリエンスが堪能できる楽しいお店。
看板メニューは、貝、ホタテやエビなどを網で焼いていただく、韓国海鮮焼き。お好みのコンボをセレクトし、それぞれ好きなシーフード(お肉もあります!)をチョイスするスタイルです。
貝の口が開いてブクブクとしてきたら、特製のチーズソースにくぐらせて豪快に手づかみでいただきましょう。熱いので手袋の着用をお忘れなく!
アワビとロブスターの刺身、オイスターの盛り合わせ。刺身は醤油ではなく、コチュジャンやタバスコのような辛いソースを付けていただきます。
ロブスターの爪や残りの殻は、出汁にして〆のスープヌードルとして出されます。最後の最後まで演出に飽きの来ない、大満足のお店です。
ムルデポ BBQ(Muldaepo BBQ)
住所:808 S Western Ave #207, Los Angeles, CA 90005
公式フェイスブックページ(英語):https://www.facebook.com/MuldaepoBBQ/
電話番号:(213) 674-7420
営業時間:16:30-24:00(日―木)、16:30-23:00(金、土)
ペルー料理x日本食「ロザリン」in ウエストハリウッド
多文化が混ざり合うロサンゼルスでは、アジアやエスニック系など様々な国の料理やフュージョン料理が人気です。ヒップなレストランが軒を連ねるウエストハリウッドにある「ロザリン」は、ペルー料理と日本食をかけた賑やかなレストラン。
天井から多種類の観葉植物が吊り下げた、解放感のあるナチュラルな店内。土曜日に少し早めのディナーで訪れたところ、18時半頃には満席でした。
同レストランの名物料理はセビーチェ。シーフードやマッシュルーム、野菜など、計6種類を揃えています。
「ホタテとウニのセビーチェ(22ドル)」と、イカの唐揚げがトッピングされた「オヒョウのセビーチェ(17ドル)」。柚子胡椒が隠し味です。
メスカルやテキーラをベースに、ライムやレモンなどのシトラスがアクセントのカクテルを用意。写真は左から少々スパイシーな「猛烈な戦士(15ドル)」とさっぱりとした「サツマソラ(14ドル)」。
ワサビディジョンマスタードソースがクセになる「タラのコロッケ(12ドル)」は、カクテルと相性抜群。
看板料理の「シーフードパエリア(50/100ドル)」はマストオーダーアイテム。周りを見渡すと、他のゲストもみなさん注文されていました。
熱々のキャストアイロンスキレットでサーブされ、お店の人がテーブルでまぜまぜしてくれます。混ぜた瞬間、ふわっとスパイスやソースのいい香りに包まれます。今でもあの匂いを想像しただけでよだれが出そうです(笑)
「パエリアほどお腹は空いていないけれど、ご飯ものを食べたい」という方には、「シーフードリゾット(37ドル)」がおススメです。魚介類をふんだんに使用した、大満足の一皿。
ロザリン (Rosaline)
住所:8479 Melrose Ave, West Hollywood, CA 90069
公式サイト(英語):http://rosalinela.com/reservations/
電話番号:(323) 297-9500
営業時間:18:00-22:00(月―木)、18:00-23:00(金、土)、10:30-14:00&18:00-22:00(日)
シーフードメニューが充実「チャオクルン タイレストラン」in ビバリーグローブ
「チャオクルン タイレストラン」は、ロサンゼルスで2番目に古い、異国情緒溢れるインテリアが特徴的なタイレストラン。1969年に現在のタイタウンにオープンし、その後1976年に今のビバリーグローブのロケーションに移動。2018年6月にはリニューアルオープンして更にパワーアップしました。
ロサンゼルスでは、日本の中華料理のようにタイ料理が一般的に食べられています。私も今までいろんなタイレストランを訪れましたが、「チャオクルン タイレストラン」は5本の指に入ります。
その理由は、何世代にも渡って伝えられたオーナー家族の伝統的なレシピ。まだタイに行ったことはありませんが、きっと同店のお料理は本場のおふくろの味に近いのでしょう。店内にはいつもタイ人のお客さんの姿が目立ちます。
お料理はどれもボリュームがあって、何人かでシェアするスタイル。オーナーやマネージャーがタイから調達した食器類で出されます。
アペタイザーには、定番スナックの「タイ風フィッシュケーキ(9ドル)」や、ぶくぶく煮立った「シーフード トムヤムスープ(15ドル)」はいかがでしょう。
「カニのライスヌードル焼きそば(15ドル)」と辛口太麺焼きそば「パッド・キーマオ(エビ、15ドル)」。どちらも麺よりも具の量の方が多くてお腹一杯になります。
外はパリパリ、中はもっちりの生地に練乳をかけた、シンプルなのにパーフェクトなデザート、「タイパンケーキ(6ドル)」。甘い物が苦手ですが、お腹一杯だったにもかかわらずペロリと食べてしまいました。
「タイアイスティー(4ドル)」と「タイアイスコーヒー(4ドル)」は、どちらも甘めなので食後におススメです。
「チャオクルン タイレストラン」は、屋外ショッピングモールの「ザ・グローブ」まで車で2分、ロサンゼルスカウンティ美術館までは車で5分という好立地にあるので、観光やショッピングの合間に、ぜひ立ち寄ってみてください。
チャオクルン タイレストラン(Chao Krung Thai Restaurant)
住所:2110, 111 N Fairfax Ave, Los Angeles, CA 90036
公式サイト(英語):http://chaokrungla.com/
電話番号:(323) 939-8361
営業時間:11:30-22:15(月ー金)、12:00-22:15(土、日)
お手頃&ボリューム◎「プラウン・コースタル」in パサデナ
Photo by Prawn Coastal
ダウンタウンパサデナにある「プラウン・コースタル」は、気軽にシーフードが楽しめるカジュアルなスポット。メニューの多くが10~15ドルとお手頃で、どれもボリュームがあります。
名物の「シアトル フィッシュシチュー(14ドル)」は、リングイネかライスの上にかけてサーブ。ドロッと濃いシチューというより、スープのようにさっぱりしています。
「タイ ロブスターロール(19ドル)」も人気メニューのひとつ。ポテトとオニオンと一緒にロブスターの出汁で煮た身を、スパイシーコールスローをしいたロールパンにサンド。口を大きく開けても食べるのに苦戦するビックサイズです。
「エビとカニのソバヌードルサラダ(13ドル)」
シイタケや昆布などの和の食材とピーナッツドレッシングが絶妙なハーモニー。
「イカのフライ(6ドル)」や「クラムチャウダー(9ドル)」などのアペタイザーとクラフトビールやワインも用意しているので、小腹が空いたらフラリと立ち寄れます。
Photo by Prawn Coastal
また、ダウンタウンのグランド・セントラル・マーケットにも店舗があるので、周辺を観光したついでに立ち寄ってみてください。
プラウン・コースタル(Prawn Coastal)
住所:16 Miller Alley, Pasadena, CA 91103
公式サイト(英語):http://prawncoastal.com/pasadena-ca/
電話番号:(626) 219-6115
営業時間:11:00-21:00(日―木)、11:00-22:00(金、土)
カリフォルニア料理xフレンチ x 日本食「ヒノキ & ザ・バード」in センチュリーシティー
センチュリーシティーにある「ヒノキ & ザ・バード」は、ロサンゼルスのグルメの間でも知られるフュージョンレストラン。
木の温もり溢れる店内は、落ち着きがありゆったりとした空間。パティオ席とバーカウンターもあり、おしゃべりに花を咲かせる大人のゲストの姿が目立ちます。
度々、雑誌やメディアで取り上げられる同店のこだわりは、モダンなカリフォルニア料理、フレンチと日本食をかけたオリジナルメニューです。
通常のマヨネーズやレモンベースの代わりに、タイバジルやグリーンカレーが特徴のタイ風「ロブスターロール(22ドル)」と、ブラックペッパーソースがクセになる「ダンジェネスカニの餃子(17ドル)」などの創作メニューをはじめ、「サーモンちらし(16ドル)」や「刺身(18ドル)」など、お馴染みの日本食をシェフが独自にアレンジした料理が楽しめます。
「刺身」にはワサビとびっこ、ハラペーニョジャムやヒジキがなどをトッピング。5種類のいつもと一味違う、「Sashimi」を味わってみてください。
ヒノキで香り付けをした「黒ダラ ヒノキの香り(32ドル)」など、遊び心がありつつ、和風ダシが効いた伝統的なテイストも提供。
ワインとオーソドックスなカクテルに加え、こちらのアロエシロップがアクセントの「プンタセカ(14ドル)」など、創作カクテルも用意しています。
アペタイザーやメイン料理は、上品なお店らしく少々小ぶりですが、なぜかサイドディッシュのボリュームが半端ありません。「ローストヤム(9ドル)」や「芽キャベツ(9ドル)」は、どちらも半分も食べられませんでした。
ちなみに、レビューサイトでよく写真がアップされている隠れ看板メニューの「ロブスターラーメン」は、金曜日のみ登場します。
徒歩10分、車で2分のところには、ちょっぴりアップスケールなショッピングモール「ウェストフィールド・センチュリーシティー」があるので、ショッピングのついでにぜひお立ち寄りください。
ヒノキ & ザ・バード(Hinoki & the Bird)
住所:10 W Century Dr, Los Angeles, CA 90067
公式サイト(英語):http://www.hinokiandthebird.com/
電話番号:(310) 552-1200
営業時間:11:30-14:00(月)、11:30-14:00、17:30-21:30(火―木)、11:30-14:00、17:30-22:00(金、土)
定休日:日曜日
上品で大人向け、創作日本食「茶屋」in ダウンタウン
Photo by Lawrence Moore & Associates Inc
ダウンタウンの中心部にある「茶屋」は、上品で落ち着いた雰囲気のある大人向けのレストラン。オフィス街に近いためか、ゲストの中にはスーツを着た中年のビジネスマンの姿がちらほら。
Photo by Lawrence Moore & Associates Inc
「タコのタコス(18ドル)」、「アラレイカのチリ味噌添え(12ドル)」や「照り焼きタラ(32ドル)」など、日本食とアメリカ料理をフュージョンした創作メニューが自慢です。
同レストランの看板商品は、こちらの「ツナタルタル(18ドル)」。
Photo by Lawrence Moore & Associates Inc
日本食レストランだけではなく、最近はニューアメリカン料理のお店でもお目にかかる定番のアイテムなのですが、「茶屋」のツナタルタルはちょっと特別なのです。
それは、テーブルサイドでお料理を作ってくれること!
レモンやケーパーなどの材料が綺麗に並べられたキャスター付きのテーブルの上で、手際よく見事に調理してくれます。
また仕入れ状況によって、魚を丸ごと一匹調理してくれたり(市場価格)、オイスターや特別メニューもありますよ。
私が訪れた日は、こちらのお魚を醤油ベースの甘辛いソースで調理してもらいました。
「茶屋」を含め、ダウンタウンのオフィス街にあるレストランやカフェは、土日休みのお店があるのでご注意を。
茶屋(Chaya)
住所:525 S Flower St, Los Angeles, CA 90071
公式サイト(英語):http://www.thechaya.com/downtown-la/
電話番号:(213) 236-9577
営業時間:11:39-14:30、17:30-22:00(月―金)
定休日:土、日
いかがでしたでしょうか。アメリカのシーフード料理は、日本の魚介料理と一味違う美味しさがあります。ロサンゼルスにお越しの際にはぜひ、今回ご紹介したレストランへ訪れてみてくださいね。
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