投稿者 : Expedia Team、投稿日 2020 年 2月23日

町歩き以外にも楽しみ満載! 一度は行きたいイタリアの憧れリゾートエリア

イタリアといえば、まず頭に浮かぶのはミラノやベネチア、フィレンツェ、ローマといった世界を代表する観光都市。これらの都市はもちろん素晴らしいのですが、イタリアの魅力はそれだけではありません。イタリアにはヨーロッパ屈指のリゾートエリアが点在しているんです。都市観光に1~2日をプラスして、ヨーロッパスタイルの優雅なリゾートバカンスを堪能してみてはいかがでしょう?

アマルフィ

イタリア南部の都市、ナポリの南に延びるアマルフィ海岸はヨーロッパを代表するリゾートエリア。地中海沿いに約30kmにわたって延びる海岸は「世界一美しい」と評され、世界遺産にも登録されています。傾斜に沿って色とりどり建物が並ぶ風景を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

アマルフィ海岸らしい景観

そんな美しい海岸に点在する都市の中心となるのが、その名もアマルフィ(Amalfi)。港の正面に広がる町は、断崖にパステルカラーの家が連なるアマルフィ海岸らしい景観を見せます。

海からの眺めが印象的なアマルフィですが町の散策も楽しみのひとつ。小さな町なので中心部を回るなら徒歩で十分。かわいい家が並ぶ路地を歩くだけでも、次から次へとフォトジェニックな光景に現れます。

かわいい家が並ぶ路地
Photo by gonewiththewind/123RF

レストランやカフェ、おみやげ屋さんも多く、散策途中に気になった店に立ち寄りながらのんびり歩いてみてください。
アマルフィ海岸には、ほかにもポジターノ(Positano)やプライアーノ(Praiano)などの美しい町が点在するので、アマルフィを起点に2~3カ所を巡ってみるのもいいでしょう。

リゾートホテル事情

アマルフィ海岸には、セレブ御用達の高級ホテルからカジュアルなホテルまで揃っています。高級ホテルは高台に建ち、地中海を望む絶景が魅力!

こちらは断崖に張り付くように建てられた老舗ホテル、サンタ・カテリーナ。崖の上にあるレストランやバーから海を目の前にしたプールまで、変化に富んだ景観を楽しめます。

サンタ・カテリーナ

もちろん客室のテラスからも美しい海を望め、優雅なティータイムにぴったり。

客室のテラスからも美しい海を望め
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ランペドゥーサ島

シチリア島の南に浮かぶランペドゥーサ島(Isla di Lampedusa)はイタリア最南端の島。イタリアよりもチュニジアのほうが近く、アフリカのようなカラリと爽やかな気候が特徴です。イタリアでは定番のビーチリゾートで、夏はローマやナポリなど主要都市から直行便が運航されるほか、シチリアからは船も出ています。
白砂ビーチと透明度の高い海に恵まれ、海に浮かぶボートがまるで空を飛んでいるかのよう。一番人気のラビットビーチはイタリア人観光客でいっぱいです。

ラビットビーチ

ホテルやレストラン、おみやげ屋さんは南東部に集中。ベージュの壁の建物が並ぶ街は素朴な雰囲気で、ぶらぶら歩くにも安心。夜は路地に並ぶテーブルでワインを片手におしゃべりを楽しむ観光客の姿が見られ、リゾート気分を盛り上げてくれます。

ホテルやレストラン、おみやげ屋さんは南東部に集中
Photo by Giuseppe Anello/123RF

アフリカをはじめ各国の影響を受けたシチリア料理も楽しみのひとつ。特に豊かな海で捕れた新鮮なシーフードは絶品です。

リゾートホテル事情

ホテルは南東部の港や空港周辺に集まり、ほとんどがカジュアルな中級ホテル。ゲストハウスも多く、気軽なバカンスエリアといった雰囲気です。
ビーチまで徒歩圏内、もしくはオンザビーチのリゾートホテルも。ホテル・バイア・トルケーゼは、まさに目の前に白砂のビーチが延びるホテルです。客室を出て数歩でビーチって……リゾートラバーにはたまりません♪

白砂のビーチが延びるホテル

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カプリ島

ナポリの沖に浮かぶカプリ島(Isora di Capri)は、ナポリ市街から約30km、約1時間でアクセスできる人気の観光地。青の洞窟で知られ世界中から多くの観光客が訪れます。洞窟の中で輝く深い青はまさに宝石。潮の干満によって洞窟内に入れないことがあるので、事前に調べて確実に美景を堪能してください。

青の洞窟

町の美しさもカプリ島の魅力のひとつ。東側のカプリ地区が賑わっており、かわいいレストランやおしゃれなカフェ、おみやげ屋が並びます。石畳の路地を散策しながら、グルメもショッピングも楽しめちゃいます。
トマトにモッツァレラチーズとバジルを合わせたカプレーゼはカプリ島発祥。ほかにも名産のレモンを使ったレモンチェッロを試してみて。

美しい街並みもカプリ島の魅力
Photo by Roman Babakin/123RF

眺望のよさを求めるなら標高589mのソラーロ山へ。リフトで展望台に上ると、紺碧の海を一望する絶景に感激すること間違いなし!

リゾートホテル事情

世界中から観光客が集まるリゾートアイランドだけに、カジュアルなホテルから超高級リゾートホテルまで揃っています。ホテルはアナカプリやマリーナグランデ周辺に集まっていますが、中心地から離れた断崖にもラグジュアリーなホテルが点在しています。
ホテル・プンタ・トラガラも崖の上から海を見渡す眺望自慢のホテル。

ホテル・プンタ・トラガラ

大地を思わせる赤褐色の外観とは一転して、モダンなインテリアの室内は居心地抜群。心地よい風に包まれ、テラスからの美景を楽しめます。
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タオルミーナ

ブーツ形をしたイタリアのつま先から見える距離に浮かぶシチリア島。地中海最大の島はさまざまな表情をもちますが、リゾートエリアとしての一面も。なかでも島の東部に位置するタオルミーナ(Taormina)は、シチリア島はもちろんイタリアを代表するリゾートエリアです。

タオルミーナ

かつて海上交通の中継地として栄えた町は、標高250mの高台に広がり眺めは抜群。石造りの壁の家が軒を連ね、石畳の路地が入り組む散策が楽しい町。4月9日広場から一望する海の美しさたるや!感涙ものです。

丘の中腹に広がる町から海岸に下りると、そこにはイソラ・ベッラと呼ばれる穏やかな入江が。

イソラ・ベッラ
Photo by bloodua/123RF

周辺にはリゾートホテルが点在し、オープンテラスのレストランやカフェが並ぶリゾートエリアらしい雰囲気。4~11月のシーズン中はパラソルが並び、多くの観光客で賑わいます。
マグロをはじめ地中海の魚を使ったシチリア料理も楽しみです。

リゾートホテル事情

ホテルはタオルミーナの市街地に多く、かわいいブティックホテルからラグジュアリーなホテルまで選択肢は豊富。高台に広がる町なので、眺望のよいホテルが多いのも特徴です。
ジ・アシュビー・ホテルもイオニア湾とビーチを一望する眺めのよさが魅力。

ジ・アシュビー・ホテル

24室の小ぢんまりとしたホテルは、イギリス人の建築家によって1907年に建てられた邸宅を改修したもの。シチリアの伝統建築とイギリスのクラシカルなデザインを融合させ、リゾートらしい爽やかさを主張しつつも高級感漂う空間を生み出しています。

爽やかさを主張しつつも高級感漂う空間

サルディーニャ島

シチリア島に次いで地中海で2番目に大きな島がサルディーニャ島。ヨーロッパではよく知られた高級リゾートエリアで、多くの観光客がバカンスを楽しんでいます。
美しい海岸線にはビーチも点在しており、島で最も美しいといわれるのは北東部のラペロサビーチ。眩しいほどの白砂と透明度の高い海が広がっています。

サルディーニャ島

かつてスペインの統治下にあったことからイタリア本土とは違う独特の文化が守られているのも特徴。賑わっているのは南部の都市カリアリで、空港もあるサルディーニャ島の中心地。カラフルな建物が並び、荘厳な教会や広場を巡る散策を楽しめます。

カラフルな建物が並び、荘厳な教会や広場を巡る散策を楽しめます

食事はアフリカやアラブの影響を受けたサルディーニャ料理を。地中海の豊富な魚介や、島内で放牧された羊肉を使い、素材のよさをストレートに楽しむ豪快な料理を味わえます。斜面をいかして栽培されたブドウを使う、芳醇なサルディーニャワインも魅力のひとつです。

リゾートホテル事情

広大なサルディーニャ島には、いくつかの町が点在。最も賑わっているカリアリの市街地には、カジュアルなホテルが集まっています。また白砂のビーチに面したリゾートホテルもあり、5つ星の高級リゾートに泊まることもできます。
南東部に建つラ・ヴィラ・デル・レも、静かなビーチに面した豪奢なリゾートホテル。

ラ・ヴィラ・デル・レ

18歳以上しか泊まれない大人のリゾートホテルで、ソーダ色の海を眺めながらくつろぐ時間が贅沢。料理にも定評があり、満足度の高い休日を過ごせるはずです。

ソーダ色の海を眺めながらくつろぐ時間が贅沢

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イタリアを代表する5つのリゾートエリアを紹介しました。どこも真っ青な海を眺めながら至福のリゾートライフを楽しめます。リゾートホテルも充実していますので、次の旅行は「イタリアでリゾートバカンス」も選択肢に入れてみてください。