投稿者 : 鈴木 圭、投稿日 2018 年 2月7日

子連れでもストレスフリー!子どもと楽しむイタリア旅行のコツ

海外旅行には行きたいけれど、子どもが小さいうちは難しい……。そんなふうに考えてはいませんか?イタリアは子どもが遊べるような公園やキッズスペースも多く、市内移動や食事も意外なほどストレスなく楽しめます。イタリア旅行を子連れで楽しむために知っておきたいことを、3歳の子どもをもつ在住者の視点からまとめてみました。

子連れで楽しめる、イタリアの観光スポット

イタリアはなにかと見どころの多い国。正直なところ何日滞在しても時間が足りないほどですが、大人が行きたい場所ばかりを優先してしまうと、小さな子どもは少し退屈してしまうかもしれません。そんな時は、年齢や性格に合わせ、子どもが楽しめそうな場所を取り入れて計画をたててみましょう。イタリアは都市によって雰囲気が異なるので、以下のように都市に合わせた場所を選ぶのもひとつの方法です。

ローマでのおすすめスポット

ローマ

古代遺跡や教会群などの世界遺産が多く小道が入り組んでいるローマでは、古い街並みの中に迷い込むようにして歩き、その雰囲気を楽しむのがおすすめ。「トラステヴェレ」や「フォロ・ロマーノ」のような、歴史的な場所の中にどっぷり溶け込むような体験ができれば、大きな刺激になるのではないでしょうか。

ミラノでのおすすめスポット

ミラノ

ミラノは子どもが活発に楽しめる場所が少ないため、視点を変えて美術館や博物館めぐりを楽しんでみましょう。特に「レオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館」や「ミラノ市立自然史博物館」などは子どもが楽しめるよう展示も工夫されていて、科学や自然に興味のある子どもにはぜひおすすめしたいスポットです。

子どもが退屈したら、無理せず公園などで発散を

イタリア子連れ旅行

場所や雰囲気の変化を楽しいと思える年齢ならいいけれど、小さな子どもは環境の変化を楽しめず、逆に不安を感じてしまう場合もあります。もしもぐずってしまったり、あまり楽しめていないかもと思う時は無理をせず、いったん観光を切り上げて公園などで発散させてあげるのもひとつの選択肢です。特に週末は子連れで訪れるイタリア人家族も多く、年齢が近ければ現地の子ども達と遊ばせるような体験ができるかもしれません。

また、ミラノには室内で遊ばせることのできるキッズスペースも登場してきており、雨の日や冬場であっても安心して遊ばせることができます。

ローマでおすすめの公園

ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)

ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)
住所:Piazzale Napoleone 1 Roma
TEL:+39 (0)6-0608
営業時間:なし
最寄り駅:地下鉄A線フラミニオ駅(Flaminio)

ミラノでおすすめの公園

センピオーネ公園(Parco Sempione )

センピオーネ公園(Parco Sempione )
住所:Piazzale Sempione Milano
TEL:+39 (0)2-8846-7383
営業時間:6:30〜21:00
最寄り駅:地下鉄1号線カイロリ駅(Cairoli)

ミラノのおすすめキッズスペース

ファン&ファン(Fun&Fun)
住所:Via Beroldo 2 Milano
TEL:+39 (0)2-26144294
営業時間:月〜金曜10:00〜19:30、土〜日曜10:00〜20:00
料金:平日7.90ユーロ(18時以降の入場は6.90ユーロ)、土日祝日11.90ユーロ(18時以降の入場は8.90ユーロ)、大人と1歳未満の子どもは無料
利用可能年齢:1〜12歳まで
最寄り駅:地下鉄1・2号線ロレート駅(Loreto)
公式サイト(イタリア語):http://www.funefun.it

子連れでもストレスなし!市内移動やレストラン事情

イタリア子連れ旅行

小さな子ども連れで旅行する際に、移動や食事のことが気にかかるという人も多いのではないでしょうか。実のところ、イタリアはベビーカーの利用に対してかなり寛容で、公共の交通機関で市内を移動する際も、ストレスを感じることはほぼありません。そもそもバスや地下鉄に乗る時もベビーカーをたたむという感覚はなく、多少混み合っていてもそのまま乗せることができるし、周囲の乗客も譲り合いながら場所を開けてくれます(朝の通勤ラッシュ時にベビーカーを見かけることもあります)。

食事でレストランなどを利用する際も、よほどシックなお店や高級店でない限り子連れを嫌がられることはないでしょう。特にイタリア人は子どもに優しい人が多く、ウェイターや周囲のお客さんも親切にしてくれるはず。

ただ、我慢ができずお店の食器やグラスを楽器にしてしまうような場合や、他のお客さんのテーブルに迷惑をかけてしまうような場合は、一度外に出て気分転換をしたほうがいいでしょう(このあたりは日本と変わりません)。

また、日本のように子ども用のプラスチックの容器を用意しているレストランも少ないため、必要な場合は現地で購入したり、あらかじめ自宅から持ってきておく必要があります。

感受性が育つ大切な時期に、いろいろな体験を

小さな子どもを持つ両親にとっては、子連れ旅行はとても大変なものという印象があるかもしれません。しかし、事前に情報を集め、子どもが楽しめる要素を旅行に取り入れることで、子連れ旅行はぐっと楽に、ストレスなく楽しめます。感受性が育つ大切な時期にいろいろな体験をさせてあげるという意味でも、子連れ海外旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

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