一度は乗ってみたい!? 世界のおそろしい絶叫マシン10選
遊園地の花形といえばスリル満点の絶叫マシン。世界記録の樹立を競い合うかのように建設が相次ぎ、現在ではスリリングなアトラクションが世界中に数え切れないほど点在しています。
そのなかにはスピードや高低差、体にかかるGなどが激しく飛びぬけているライドも。今回は話のネタになりそうな絶叫マシンを選りすぐってご紹介します。
フォーミュラ・ロッサ(アラブ首長国連邦/アブダビ)
Photo by Sarah_Ackerman
フェラーリが全面プロデュースしたアブダビの全天候型テーマパーク、フェラーリワールド。なかでも人気なのがF1マシンを模した、ギネスも認める世界最速のローラーコースター「フォーミュラ・ロッサ」です。
コースが屋外に敷設されているため、砂煙などで目を傷めないようゴーグルをかけて乗車します。スタートからたった4.9秒の間にF1マシン級の時速約240kmまで加速。体重の4.8倍もの重力が一気にかかる、かなりエキサイティングなアトラクションです。
ミレニアム・フォース(アメリカ/オハイオ州)
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Photo by Matt Dempsey[/one_half]
[one_half_last]およそ2.1kmのコースを最高時速149.7kmで走り抜けるアメリカ・ オハイオ州の「ミレニアム・フォース」。
高さ約94.5mからのファーストドロップからフィニッシュ直前まで、ほとんど失速することなく、息をつく暇もな いほどの疾走感が味わえます。スピードのみならず、長さや高さなども世界最恐クラス。
バランスのとれたハイレベルなローラーコースターとして、絶叫マシン 尽くしの老舗遊園地シダーポイントの中で一二を争う人気アトラクションです。[/one_half_last]
ゴライアス(アメリカ/イリノイ州)
Photo by Jeremy Thompson
シカゴ近郊のシックス・フラッグス・グレート・アメリカに造られた木製コースター「ゴライアス」。
スチール製のコースターに比べてスリルに欠ける気がしますが、「ゴライアス」はそんな予想を見事に裏切ってくれます。180度のひねりや約54mからの垂直落下などのスリルと、木でできていることを忘れるほどの滑らかさが恐怖のポイント。木造コースターとしては世界一の落差や落下時の傾斜角、スピードと3つのギネス世界記録を保持しています。
ドドンパ(日本/山梨県)
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Photo by Hideyuki KAMON[/one_half]
[one_half_last]雄大な富士山の裾野に位置する富士急ハイランドの 人気コースター「ドドンパ」。
スタートからたった1.8秒で時速172kmまで一気に到達する、世界でもトップクラスの加速力を誇ります。息もできなくな るほどの圧倒的なスピード体験の先には、日本ではほかに見られない垂直タワーが待ち受けます。
突入時には最大4.25Gがかかり、地上52mまで急上昇。 空に投げ出されるような感覚の後の垂直降下では、乗客全員を再び恐怖へといざないます。[/one_half_last]
シルバースター(ドイツ/ルスト)
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Photo by Europa-Park[/one_half]
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ドイツ最大の遊園地ヨーロッパパークの目玉アトラクション「シルバースター」。
銀 色の細いレールがスタイリッシュなローラーコースターですが、洗練された見た目とは裏腹に最高時速130km、高さ73m、全長約1620mと、どれを とってもヨーロッパトップクラスの実力を備えています。乗車時間3分の間に激しいアップダウンを繰り返すことで、体にかかる強烈な重力と胃が浮くような独 特の浮遊感を何度も味わえます。
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フリウス・バコ(スペイン/サロウ)
Photo by Jeremy Thompson
スペインのポルト・アベンチュラに造られた「フリウス・バコ」は、足を宙にぶらぶらさせた状態のまま発車するフロアレスタイプの絶叫マシンです。
スタートからたった3秒で一気に時速135kmまで加速するのですが、床がないため足の踏ん張りがきかず、体感するGと恐怖心は想像以上に。さらに吊り下がるタイプとは異なり、レールの外側へ座席ごと飛び出たような構造なので、まるで空を飛んでいるかのような爽快感と解放感もたっぷり味わえます。
ビヒモス(カナダ/トロント)
Photo by Jeremy Thompson
トロント・ワンダーランドの人気ライド「ビヒモス」は、約70mの落差とラクダのコブのような4つの山なりコース、180度の激しいヘアピンカーブが待ち受けるローラーコースターです。
それだけでも十分怖いのですが、ビヒモスの恐怖度が世界でも指折りと言われる理由は、簡素な安全装置にあります。体を固定してくれるのは、腰の安全バーのみ。急なアップダウンや旋回によって、まるで外に投げ出されそうなスリルが何度も襲いかかります。
スーパーマン:エスケープ・フロム・クリプトン(アメリカ/カリフォルニア州)
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Photo by Jeremy Thompson[/one_half]
[one_half_last]高さ、最高速度、落差などいずれも世界でトップクラスのアメリカ・ カリフォルニア州「スーパーマン:エスケープ・フロム・クリプトン」は、絶叫マシンの宝庫シックス・フラッグス・マジック・マウンテンの看板アトラクショ ン。
ビル41階建てに相当する126.5mの垂直なレールを、時速160.9kmのスピードで急上昇&急降下するライドです。最大の魅力は頂上から落下ま での6.5秒もの間、体がふわっと浮き上がる無重力感。世界でもほかに類を見ないスーパーマン体験が楽しめます。[/one_half_last]
ええじゃないか(日本/山梨県)
Photo by Vitoon Yawilerng_123RF
2006年、富士急ハイランドに登場した異色の絶叫マシン「ええじゃないか」。
ゆるいネーミングからは想像できない激しい回転やひねりに加え、急落下しながら座席自体も前後方向に回転するという、世界的に見ても非常に珍しい四次元コースターです。総回転数14回は堂々世界一の記録。乗車中はまず方向感覚を失います。さらに回転しながら地面スレスレを走行するので、ぶつかってしまいそうな感覚に陥るのも恐怖ポイントのひとつです。
キンダ・カ(アメリカ/ニュージャージー州)
Photo by Chun Yip So
アメリカ・ニュージャージー州「シックス・フラッグス・グレート・アドベンチャー」で楽しめる、ローラーコースター界のキング「キンダ・カ」。高さと落差、最高時速の3つでギネス記録を保持していたこともあるほど、いずれもズバ抜けています。
スタート後、およそ3.5秒で時速205kmまで加速し、そのまま約139mの高さをひねりながら上ったあと、一気に垂直に落下。高さとスピードをバランスよく兼ね備え、世界の絶叫マシンのなかでもまれに見るスリルを楽しめます。
どのライドもスリルと爽快感はお墨付きですが、一度は挑戦してみたいですよね! テーマパークが好きなかたは、次の旅先を乗りたい絶叫マシンで決めてみてはいかがでしょう?
スリルと爽快感が大好きな人におすすめ
※データは2016年4月現在のものです。
Cover photo by Vitoon Yawilerng_123RF
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