ボストンからノースイーストへの 3 つのドライブ旅行アイデア

美味しいロブスターロールを求めてメイン州へ行きましょう。ボストンから車で 2 時間足らずで、ポートランドなどの快適なシーサイドタウンに到着します。アメリカで消費されるロブスターの大半がメイン州産。ホットバターたっぷりのバンズにフレッシュなロブスターを挟んだロブスターロールは、今まで食べたことのない美味しさです。ポートランドでは、「イーブンタイド」と「バイト イントゥ メイン」が頻繁におすすめに挙がっています。

ポートランドは、活気あふれるグルメスポットとして急速に評判が高まっています。「ズーベーカリー」と「ノリモトベーカリー」は、いずれも名誉あるジェームス ビアード フードアワードを受賞しています。「ヨーロッパのパン焼き技術、日本の感性、メイン州の材料」というノリモトの約束は、2002 年に東京からポートランドに移住したパン職人アツコ フジモトによって守られています。この街の食文化の中心地ワシントンアベニューでは、テキサス風バーベキュー、日本料理、ベトナム料理、サルバドル料理などを味わうことができます。

このエリアには 20 以上のクラフトビール醸造所があり、料理と同様、ポートランドの飲料市場を支えています。これらのビールを試飲するため、リバートン地区のインダストリアル ウェイに向かいましょう。ここには有名なアラガッシュ ブリューイング会社をはじめ、6 つのブルワリーが集まっています。イースト ベイサイド エリアもクラフトビールの人気スポットです。ここにはオースティン ストリート ブルワリーとライジングタイドがあります。

ご満足いただけましたら、オールドポート地区にあるポートランド ハーバー ホテルへ。ワシントンアベニューのレストランやコマーシャル ストリート、魅力あふれるメインストリートまで歩いて行くことができます。

フェンウェイパークにあるアメリカ屈指のスタジアムで野球の試合を観戦する。多くのアメリカ人にとって、おそらくこれほど興奮する娯楽はないでしょう。スタジアムツアー、またはグリーンモンスター (巨大フェンスの愛称) 越しにバッティング練習が見られるプリゲームツアーを予約しましょう。ボストン レッドソックスの本拠地であり、メジャーリーグ最古の野球スタジアムで試合を観戦し、歴史あるグラウンドを肌で感じでください。どの試合もすぐに売り切れてしまうので、ご予約はお早目に。スタジアムに入る前に、ぜひホットドッグを味わってください。「ソーセージガイ」は、フェンウェイパークで多くの人に愛されているフードコートです。

ボストンは、アメリカ国内でも非常に歩きやすい街の一つです。徒歩や自転車で市内を探索するアクティビティもぜひお楽しみください。ボストン ハーバーウォークは、ウォーターフロント地区とボストン市内を結ぶ歩く小道です。チャールズ川沿いにはパドルボストンの拠点が 2 か所あります。どちらかまで自転車で行き、カヤック、カヌー、パドルボートをレンタルして一日水上で楽しむこともできます。ツアーおよびガイド付きツアーも用意されています。

訪れる人が非常に多いアーカディアは、自然愛好家なら見逃せないアメリカ有数の国立公園の一つ。ボストンから車で行くことができます。アーカディアは、その多様な自然の美しさ (森林、海岸線、山々が織りなす素晴らしい景色) に加え、壮大な野生動物で知られています。アーカディア国立公園へ向かう途中、アザラシ、ボブキャット、キツネ、シカ、ビーバーなどを見かけるかもしれません。また、この公園には 300 の鳥類が生息しており、バードウォッチングも楽しむことができます。

ほとんどがマウントデザート島に位置しているため (橋を渡ってアクセス可能)、年間通して入場券が必要です。さらに、素晴らしい景色で有名なキャデラック マウンテンを 5 月 ～ 10 月に訪れる場合は、事前予約が必要になります。日の出と日没は人気のある時間帯なので、事前予約をおすすめします。バスハーバー灯台 (写真を参照) は、マウントデザート島の最南端に設置されています。見晴らしのよい岩場を目指す場合は、ウォーキングシューズの着用をおすすめします。

マウントデザート島には、キャンプ場を含め、さまざまな宿泊施設があちこちにありますが、特に人気のあるエリアがバーハーバーです。ホテルについても、お値打ちの 3 つ星チェーンから、趣のあるベッド & ブレックファストまで、お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。「バスコテージイン」もその一つです。

ボストンの南へ車で 2 時間ほど行くと、のどかなニューポートの海辺が目の前に広がります。瀟洒な邸宅が建ち並ぶこのエリアは、夏の間、裕福なニューヨーカーたちで賑わいます。非営利文化団体であり、歴史ある大邸宅を博物館として公開しているニューポート保存協会のおかげで、ニューポート地区にある 11 の豪華な邸宅を見学することができます。

その一つであるキングスコート邸は、HBO シリーズ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代』のシーズン 2 のロケーションとして知られています。この中で、ひときわ豪華かつ有名な邸宅がブレーカーズです。この大邸宅は、「金メッキ時代」に名を馳せたアメリカ屈指の富豪、ヴァンダービルト家によって建てられました。巨大な崖とウォーター ビューが特徴的な宮殿風のこの大邸宅は、現在、一般に公開されています。ニューポートの各邸宅では、1 年を通じてさまざまなイベントが催されています。開催日程を忘れずにご確認ください。

ニューポートは、現在でも富裕層向けと見なされています。こじんまりとした歩きやすい街なので、ウォーキングツアーに最適です。自由に散策したい場合は、お食事とショッピングを楽しめるテムズストリートや、大邸宅の眺めが印象的な海辺のクリフ ウォークをご検討ください。ニューポートにはお洒落なスポットがたくさんあります。2023 年に建てられたガーディナーハウスは、このエリアに新たに誕生したホテルの一つ。ウォーターフロントのロケーションとシックなインテリアが特徴的です。

アメリカ北東部への旅行では、マンハッタンの象徴的なスポットを見逃すわけにはいきません。ニューヨーク港に建つ「自由の女神像」は、歴史ある象徴的なランドマークです。台座や王冠に登りたい場合は、唯一の公式チケット販売機関であるスタチュー シティ クルーズに連絡して、事前にチケットを予約する必要があります。フェリー乗船券、リバティ島ガイド付きツアー、自由の女神博物館の入場券をセットで販売している業者もあります。セット内容をご確認のうえ、事前に予約することをおすすめします。

ここから約 6.5 km 離れたミッドタウンの中心地には、2 つの展望台を持つ有名なエンパイア ステート ビルがあります。お時間があり、履きなれた靴をお持ちであれば、バッテリーパークから有名なワシントンスクエア公園、さらにフラットアイアンビルまで、およそ 90 分かけて歩いてみましょう。ブロードウェイ西部のソーホー街に寄り道をして、お洒落なブティックを見て回るのもおすすめです。

ミッドタウンには、マンハッタンの有名なホテルが立ち並んでいます。2025 年春には、ウォルドルフ アストリア ホテルがいよいよ営業を再開します (大規模な改修工事のため 2017 年に閉館)。マディソンアベニューを少し歩くと、ここにも有名なセントレジスホテルがあります。ミッドタウンで伝統的な料理を味わうのであれば、ニューヨークを代表するレストラン「グラマシータバーン」がおすすめです。このお店は最近 30 周年を迎えました。

1960 年代 ～ 1970 年代、文学、アート、音楽分野の多くの著名人が集ったチェルシーホテルには長い歴史があります。最近では、スタイリッシュで居心地の良い 4.5 つ星ホテルとして人気を集めています。「ラ エスキナ」は、入口がわかりにくく、予約の少ない地下レストランとして 2006 年に開業。今ではマンハッタンの人気レストランとなり、ミッドタウンをはじめ 5 か所に店舗を構えています。ニューヨークで高い評価を得ているタコス料理をぜひご堪能ください。

絵画のように美しい住宅街のビーコンヒルは、のんびりとした散策に最適です。石畳の通り、美しいコロニアル様式の建物、お洒落なお店。 マサチューセッツ州会議事堂と国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館も、見逃せない文化的スポットです。

2024 年、『アーキテクチュラル ダイジェスト』誌が世界で最も美しい通りの一つとして、このエリアのエーコン通りを取り上げました。以来、多くの人がここを訪れ、その美しさを写真に収めています。チャールズストリートはこの地区のメイン通り。ファッション、アート、骨董品を扱うお洒落なブティックを覘きながら、ブラブラ歩くのも楽しいものです。「ビーコンヒル ブックス & カフェ」は、お客様がゆっくりくつろげる造りになっています。

ビーコンヒルで静かにアウトドアを楽しみたいときは、 少人数での散策ツアーに参加しましょう。緑豊かなチャールズ リバー エスプラネードでのアウトドア アクティビティもおすすめです。子供向けの遊び場もあります。お腹がすいたら、フラワーベーカリーやデルーカズマーケットでサンドイッチを買いましょう。ピクニックの最後は、ビーコンヒル チョコレートのスイーツセレクションも忘れずに。

洗練された ビーコンヒルホテルは、ボストンコモンとチャールズ川の間に位置しており、街の喧騒から逃れて静かに過ごすことができます。ビーコンヒル散策の拠点としても理想的な立地です。