シュナントゥニッチは、マヤ文明を今に伝える遺跡群。ここにある寺院などの遺跡は、A.D. 600 年以降の古典期後期から終期には儀式の中心的場所でした。広場や建造物、宮殿などを回り、マヤの社会でこの場所がどれだけ重要だったか思いをはせてみてください。
古代都市の重要建築物、エル カスティージョは必見。高さ 40 m の建造物です。上に登って見渡せば、圧巻の景色が広がります。ジャングルや山々の緑を見晴るかし、グアテマラ国境付近まで見渡せます。エル カスティージョでは装飾にも目を奪われます。東側の天井近くの壁にしっくいで造られた帯状の彫刻は見事です。公園でツアー ガイドを雇うのも良いでしょう。構造物とその意味について詳しく教えてくれます。遺跡内には他にも寺院や宮殿がありますので、そちらも登ってみましょう。
ハンナ ステーブルズでは、馬に乗って行くツアーが用意されています。馬の上からベリーズの田舎風景を楽しむことができます。このツアーはインターネットでも予約可能。馬の背に揺られながら進んでいくと、ホエザルを始め、いろんなかわいい動物たちが顔を出します。写真撮影のチャンスです。
売店では、マヤ文明に関連するいろいろなお土産物が売られています。中でも石板の彫刻や各種芸術作品はおすすめ。
この古代の村の本来の名前は分かっていませんが、シュナントゥニッチという名称はユカテコ語の "石の女" から来ています。これは、白装束に身を包み赤い目を持つ、19 世紀の幽霊を意味していると言われています。
このマヤ文明の遺跡に入るには少額の入場料が必要です。毎日、朝から夕方まで入場可能。
シュナントゥニッチは、ベリーズ シティから西に約 130 km のところ。グアテマラとの国境に近いカヨ地区にあり、モパン川の崖の上に造られています。ベリーズ シティからバスで 2 時間行き、小型ボートでモパン川を渡って行きます。