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中心部の方から行きますと、駐車場の入り口から入って、受付の矢印に従って奥の建物まで行きます。建物は、タリン城跡の稜堡の一つを改装したと思われます（来歴を確認していませんが、そのように見えました）。外装にところどころ時代を感じさせるものがありました。なお、ホテル入り口の脇の裏への抜け道を通ると簡単に港方面に抜けることができるのですが、そちら側の壁はまったく要塞の稜堡の状態のままです。室内は、屋根が三角形になっている（三角屋根に出窓をつけている）関係で天井が急角度になっていて、珍しかったです。温泉がありますが、部屋にもきちんとシャワーがついています。なお、温泉には「日本サウナ」なる40度の普通のお風呂（笑）がありました。ほかの区画は皆30度台で、少々ぬるく感じました（現地人の好みと思います）。温泉プールのロッカーの使用法（鍵のかけ方）は、受付に確認するか、ほかの利用者に教えてもらった方がよいです（日本で見たことのない方式で、訊かないとわかりませんでした）。バスタオルは貸出あり、水着は自前ですが、販売もしているようでした。

エレベーターが無いことが書かれていますが、個人的にはこのホテルには必要ないと感じました。 ルームキーは昔ながらの所謂「鍵」で、外出の度にレセプションに預ける必要があるため、人によっては不便と感じるかもしれません。 他の方も書かれている通り、スタッフは大変親切です。 しばしばタリンはヘルシンキから日帰り出来る観光先として紹介されているようですが、急ぐ必要が無ければ宿泊をオススメしたくなるホテルだと思いました。

ドライヤーが海外仕様ではなく、部屋の電気が落ちてしまったのですが、すぐ対応してくれました。