ホーリールード教会は 15 世紀に建てられた特別な教会。教会前の曲がりくねった道沿いにたくさんの墓石が並んでいます。スターリングの代表的な旧跡であるこの教会では、ステュアート朝の王たちの洗礼式と戴冠式が行われました。手前には墓地が、後ろには起伏に富んだ牧草地が広がっている教会を写真に収めましょう。
パンフレットやガイドブックで教会についての説明を読みながら、内部の凝った装飾を見学。ステンドグラス窓には、聖書の登場人物と物語が描かれています。
墓地には 1500 年代の墓石があります。中には死体窃盗の場面が彫られている珍しい墓石もあります。解剖用に死体を売るために墓を掘り返す地元の墓掘りの様子を描いています。19 世紀に新たに造られたバレー墓地には、アレクサンダー ハンディーサイド リッチーによる彫像があります。
いくつかの戦争で役割を果たしたこの教会の歴史を学びましょう。1651 年のスターリング城が包囲された戦いでは、この教会も損傷しました。マスケット弾であいた穴が今も残っています。
礼拝に参加する場合は、託児所を利用できます。また、子どものための日曜学校もあります。受付にあるギフトショップでは、お土産やカード、記念品などを購入できます。
教会では、1567 年に 1 歳で即位したスコットランド王ジェームズ 6 世の戴冠式が行われました。ウェストミンスター寺院を除くと、イギリス国内で戴冠式が行われたことがあり、今も使われている唯一の教会です。現代の教会の建物で最古の部分は 1400 年代に建造されましたが、教会が最初に創建されたのは 1129 年です。
教会は一年中、昼前から午後まで入場可能。入場は無料ですが、寄付を募っています。
ホーリールード教会は、スターリングの街の中心から北西へ歩いてすぐです。近隣のマーズ ウォークの廃墟や堂々たるアーガイルの館なども併せて訪れましょう。キャッスルワインドの丘を登り、頂上に立つスターリング城まで行けば、街の景色も田園風景も楽しめます。