ビーチ沿いに広がる木々が作る日陰でくつろいだり、キラキラ輝く海にプカプカ浮かんでみたり。この小さな村のビーチは、ジャマイカでは数少ない無料で楽しめるビーチの一つです。
ウィニフレッド ビーチはほんの少し特別なビーチです。その理由はたどり着くのが簡単ではないから。四輪駆動車をレンタルして、走りにくい木立の間を抜けると、目の前にビーチが開けます。ここまで来たら後はのんびりとリラックス。日差しを肌で感じ、自然の美しさを堪能して、明るくエネルギッシュな村の人との触れ合いを楽しみましょう。
観光客はまばらで屋台もほとんどないこの場所は、平日は特に静か。スノーケルとフィンを用意して、サンゴ礁の海に潜ってみましょう。サッカー ボールを持って行くのもおすすめ。広い芝生があるので十分に走り回れます。地元の人たちはビーチでクリケットをして楽しみます。運が良ければレゲエの生演奏を聞けるかも。ボートですぐ近くのモンキー アイランドまで行けば、ウミガメに出合うチャンスもあります。
ひと泳ぎしてたっぷり日光浴をした後は、ビーチ沿いの店で伝統的なジャマイカ料理を味わってみては。地元の工芸品やアクセサリーを扱う店ものぞいてみましょう。ウィニフレッド ビーチを訪れた人がオアシスのような安らぎを感じるのは、私有化が進むジャマイカのビーチの中にあって、ここでは自由に海水浴を楽しめるから。地元の人たちのビーチを誇りに思う心が、ウィニフレッド ビーチを特別な場所にしています。この宝物のようなビーチは、地元のコミュニティーが共同管理しています。感謝の気持ちに少額の寄付をすることも可能です。
村はボストン ベイとブルー ラグーンの間にあります。近くの洞窟を通り、ジャングルを抜けてトレッキングして行くこともできますが、車などを使う場合は道順を確認しながら行くとよいでしょう。