地下三階に大浴場があるとスタッフの人から紹介されたので、海外では珍しいため裸で入る男女別の風呂なのか水着で入る混浴施設か尋ねたところ、前者とのことでした。日本と同じですね?と確認したら同じとのスタッフ(日本人)の回答だったので妻と二人で行ってみました。受付で番号のついた腕輪をくれたので男女別の脱衣場に入ると恐らく百を越える多数のロッカーが。最初に目についたのはテンキー付きのタイプですがどれも開きません。奥の方にテンキーなしのタイプがありましたがこれも開かず、受付に使い方を聞きに行ったら4番のロッカーですと言われ、さらに中で案内の人が来るから待つようにと。あまりにも多くのロッカーがあるため、自分の腕輪の番号に記された4がロッカーの番号と結びつかなかったのですが、中で案内の人から入口の下駄箱で靴を入れ、サンダル消毒ケースからサンダルを取り出し、4番のロッカーがあるので奥に進んでくださいと案内されました。腕輪で4番ロッカーのノブにタッチして開けて脱衣していたらタオルも持ってきてくださり、まずシャワー室で身体を洗ってくださいと丁寧な応対でした。
浴室に入ると、4畳半くらいの大きさの浴槽が3つか4つあるのですが、湯が入っているのは真ん中のひとつで、あとは水風呂でした。というのはここはサウナがメインの施設だったからです。とはいえ、水風呂に入っている人はおらず4、5名が熱い風呂につかりけっこう混んでいました。とはいえ、浴槽内面の腰掛に座っても肩が十分つかる深さなので湯の量が多くなかなか快適でした。ただ、浴室の床面から浴槽の縁までの高さが高く、かつ縁の幅が40cmくらいご広いため入るのが結構大変でした。二度目に行ったときに見たらいったん縁に腰掛けてから入るようにという説明図が掲示されていました。ロッカーといい、浴槽といいちょっと衝撃の異文化体験ができました。
この他は、3泊しましたが、2日目に部屋の掃除がされてなかったので星一つ減点しました。
帰る前の晩(元旦の夜)はホテルのレストランでゆっくり食事をしようと、その前夜に予約を試みましたが、広東料理、上海料理のレストランともに満席で、日本料理でかろうじて予約が取れました。このホテルは食事も高価なため、牛肉でいちばん安かったアメリカ産カルビのしゃぶしゃぶを食べましたが、十分にやわらかくて美味しくいただきました。