かつては鉱業が盛んだったセント ジャスト。長い歴史があり、深い趣を感じさせる街です。中世から産業革命以降まで栄えた鉱山の跡を巡り、この街の昔の暮らしについて学んでみましょう。
コーンウォールには、セント ジャストという名前の街がいくつもあります。そのため、他と区別するときには、セント ジャスト イン ペンウィスと呼びます。
芝生の美しいセント ジャスト プレナングォリーに行ってみましょう。ここは、中世に野外劇場として使われていた場所です。近年は、「オーディネリア」というコーンウォールの聖史劇がここで上演されています。
15 世紀に造られたセント ジャスト教会も見どころです。中に入ると、ローマ時代の碑文が記された石碑、セルース ストーンがあります。ギャラリーも巡りましょう。バンク スクエア ギャラリーでは、地元の芸術家の作品を鑑賞することができます。
街が 1 年で最も活気づくのは 7 月の最初の 2 週間。ラフラウダ フェスティバルが開かれます。行進や生演奏が行われ、家族連れで賑わいます。
セント ジャストの西には、岩のゴツゴツした崖が続く海岸線があります。サウス ウエスト コースト パスを歩いてみましょう。沖合にイルカやアザラシが見られるかもしれません。また、晴れた日にはシリー諸島を望めることも。この地域にはかつて栄えた錫鉱業の遺産が点在します。中でも、ボタラックの崖の壁面にある鉱山跡が有名です。
屋外で体を動かしたければ、ケープ コーンウォール ゴルフ & レジャーでクラブを振ってみても。イギリス本土の南西端ランズ エンドは、街から車で南に 15 分の距離です。
大西洋から南西風が吹き寄せるペンウィス半島。セント ジャストも例外ではありません。暖かい格好をしていくことをおすすめします。セント ジャストは、ペンザンスから西へ 11 km ほどのところに位置します。
セント ジャストは歴史ある魅力的な街。西コーンウォールの荒々しい海沿いの断崖にも簡単に足を延ばせます。