史跡やロックアートから、パブリックアート、歩行者専用の活気溢れるショッピングストリートまで、サルプスボルグにはさまざまな見どころがあります。サルプスボルグは 1016 年、グロンマ川の航行中にサルプスフォッシンの滝に停留した王オーラヴ ハラルズソンによって、ノルウェーの首都として設立されました。ヨーロッパでも屈指の大きさを誇るこのサルプスフォッシンの滝は、市中心部のすぐ外にあり、壮大な景観を楽しむことができます。
また野外博物館となっているボーガリッセル博物館では、エストフォル県独特の建物 20 軒あまりを見ることができます。この博物館は、12 世紀の聖ニコラス教会跡の敷地内に設けられています。近くのサン マリー スクエアには、若いオーラヴ王をかたどった巨大な彫刻ジェネシスが中央に置かれています。そしてこの広場のすぐ横には、数々のカフェ、レストラン、ショップが立ち並ぶ歩行者専用のショッピングストリート、サン マリー ゲートが延びており、作家ロアルド ダールの物語をモチーフにした彫刻も見ることができます。
中心部から歩いてすぐのところに美しい邸宅ハフスランド マナーがあり、6 ~ 8 月の期間、毎週日曜日にガイド付きツアーで優雅な内装が公開されます。邸宅を囲む庭園は年間を通じて開放されており、数千年前のロークアートも目にすることができます。ここから南に 5 km (3 マイル) のところにある北ヨーロッパ最大のロックアートの 1 つ、ビョルンスタット船にもぜひ足を運んでみてください。少し変わった体験をという方にはインスピリア科学センターがお勧めです。インタラクティブな展示に子供たちが時間を忘れて夢中になることでしょう。
サルプスボルグでは、アウトドアも十分に楽しめます。市の中心にあるクロース公園には、木陰が気持ちよい芝生のエリアが広がり、トゥネヴァネット湖では、ひと泳ぎした後に湖畔のランデ公園でのんびりとした時間を過ごすことができます。このほかにも、眺めがすばらしいコースでゴルフを楽しんだり、オーゴード川でサケ釣りにトライしたり、古代の埋葬地オプスタフェルテットを歩いて古代に思いをはせるなど、さまざまな方法でアウトドアを満喫できます。
市内から車で 30 分弱のところには、海辺の人気スポットドゥサとヒョイサントがあり、冬にはケルリンゴーセン アルピンセンターでスキーを楽しめます。レンタカーを借りて、北極圏からスウェーデンの南西岸まで延びるハイウェイ E6 の一部を走ってみるのもよいでしょう。
歴史あり自然あり、そして家族でも楽しめるサルプスボルグへは、バス、飛行機、電車のいずれもオスロから直行便を利用できます。