南米の歴史をたどることができるサンチアゴ デル エステロ。ここでは、スペイン植民地時代の街並みとアウトドア アクティビティを楽しめます。アルゼンチン北部にあるこの州の面積は、136,000 平方キロメートルにおよびます。ここを訪れれば、のどかな雰囲気に癒され、歴史ある建築物に感銘を受け、入り江で釣りを楽しめるでしょう。
旅の拠点は州と同じ名の州都サンチアゴ デル エステロ。この都市は、スペイン人征服者ディエゴ デ ロハスが訪れた後、1553 年に建設されました。街の中心には大聖堂がそびえ立ちます。そのファサードはとってもゴージャス。次は、プラザ リベルタードを散策してみましょう。アギーレ公園もおすすめ。石造りの噴水やユーカリの木々が穏やかな雰囲気を演出します。
この州の歴史に興味があれば、バイセンテナリー カルチュラル センターへ。ここではコロンブスのアメリカ大陸到達以前の陶器、先史時代の化石、アルゼンチン絵画のコレクションを鑑賞できます。また宗教芸術美術館ではサンチアゴ デル エステロの宗教的遺産を鑑賞できます。ここには、フランシスコ会修道士の衣服など 16 世紀の文化財が展示されています。
池のほとりにあるテルマス デ リオ オンドにもぜひ足をのばしましょう。街の中心にはオンド川の温泉があります。効能のあるお湯につかったら、マッサージでリラックス。その後は、6,000 年前の人類の遺物や 500 万年前の動物の化石などをリンコン デ アタカマ市立博物館で鑑賞しましょう。
サンチアゴ デル エステロから車で少し走ると Quiroga Dike に到着します。ここでは、釣りをしたり、アルゼンチンのダイナミックな自然を満喫したりできます。春から夏にかけては、サラド川とドゥルセ川でのシイラ釣りツアーも大人気。
サンチアゴ デル エステロの玄関口は、サンチアゴ デル エステロ空港。州内周遊にはレンタカーか、料金の安いバスを利用しましょう。気候は温暖で、亜熱帯に属するため年間を通じて気温は高めです。
サンチアゴ デル エステロ州の大部分はコポ国立公園。コポ国立公園は乾燥したチャチョ地域に 114,200 ヘクタールにわたって広がります。広大な草原をハイキングして、オオアルマジロやヘソイノシシなどの珍しい野生動物を探すのもおすすめ。サンチアゴ デル エステロ州を訪れれば、思い出に残る日々を過ごせるでしょう。