ロンダ ブルリング ミュージアムで、ロンダおよびアンダルシア州の闘牛の歴史を学びましょう ! マタドールの衣装や何世紀も前の銃器、著名闘牛士の肖像画、世界的に有名な芸術家の絵画など、充実したコレクションが魅力です。ロンダ ブルリング ミュージアムは、プラザ デ トロス闘牛場内のさまざまな展示室に分かれています。同博物館を訪問した後は、18 世紀建造の壮大な闘牛場も合わせて見学しましょう。
博物館のメイン ギャラリーには、衣装や歴史資料、雄牛の頭部、絵画や彫刻など、アンダルシア文化を代表する闘牛に関した展示品が多々あります。アントニオ オルドネスやペドロ ロメロなど、名高い闘牛士たちが使用したマタドールの衣装は必見です。フランシスコ デ ゴヤが 33 枚のエッチングで描いた『ラ タウロマキア闘牛場』の版画集の複製も見逃せません。この他、エドワード オームやヴィクトール アダンなどの絵画作品も鑑賞できます。
ロイヤル ハーネス コレクションでは、膨大な数の馬車のハーネスと鞍が展示されています。スペイン女王イサベル 2 世が使用した鞍もあります。1600 ~ 1800 年代にさかのぼる銃器は 290 台あり、保存状態に優れていることでも歴史的価値が高いものです。中には、英国王室の武器庫から収集した鉄砲や、ナポレオン ボナパルト、フランスのルイ 14 世、スペインのフェリペ 4 世が所有していた銃などもあります。
レアル マエストランサ ギャラリーでは、レアル マエストランサ乗馬学校の気品あふれる優雅な雰囲気を満喫しましょう。この博物館の見どころでもある、フェリペ 2 世とスペイン王子ガブリエルの肖像画もお忘れなく。エクエストリアン ギャラリーでは、馬術およびスペイン産のサラブレッドの装飾や飼育技術について深く知ることができます。ギャラリーに隣接するスペースでは、乗馬学校の生徒たちの練習風景を見学するチャンスもあります。
スペイン最古の闘牛場に数えられるプラザ デ トロスも訪れましょう。この円形闘牛場では、中央に立って周囲をぐるりと見渡すことができます。牛の囲い場、礼拝堂、厩舎も見学してください。9 月のフィエラ ゴイェスカ (ゴヤ祭) には正真正銘の闘牛が行われます。
ロンダのエル メルカディージョ地区にあるロンダ ブルリング ミュージアムは、ヌエボ橋から徒歩でわずか 5 分足らずです。近隣には、ラ ボラのショッピング街とプラザ カルメン アベラのナイトライフ エリアもあります。
ロンダ ブルリング ミュージアムは毎日開館しており、入場料がかかります。料金には、博物館と闘牛場の両方の見学料が含まれています。英語のオーディオガイド (別途料金) も利用可能です。