プーシキン広場は、昔からモスクワ人の生活の中心。人々があちらこちらから集まり、都会の起点となってます。また、広場には多くの観光客も集まってきます。広場の周りにあるお店をのぞいたり、コーヒーでも飲みながら人々が行き交うのを眺めたりするのもおすすめです。
元々は Stratsnoy Monastery があったので Stratsnaya Square と呼ばれていました。ここがプーシキン広場として知られるようになるのは 1937 年のことです。ロシアの有名な詩人、アレクサンドル プーシキンにちなんで名付けられました。プーシキンの作品を読んでみてはどうでしょう。16 世紀のロシア ツァーリについて書かれた「ボリス ゴドゥノフ」が一番有名です。
1990 年、プーシキン広場にロシアで初めてのマクドナルドができました。初日には 30,000 人が訪れたそうです。そのマクドナルドは現在も営業しています。700 席あるテーブルの内、200 席は屋外にあります。現在ではマクドナルドもそんなに珍しくありませんが、こういう歴史関連の施設にファーストフードの店があることは今でも稀です。
広場では他にも軽食などが売られてるので、ハンバーガーを食べる気分でなくても大丈夫。また、ここの大型シネマではたびたびプレミア ショーが行われます。大きなイベントが行われるときは、映画スターに会えるかも。「アルメニア」という店では、他の店にはあまりないちょっと変わったお土産を買うことができます。コーカサス地方のキャンディーや飲み物などをゲットしましょう。
広場を一周りして、名前の由来となった詩人に敬意を表しましょう。以前はプーシキンの像が建っていたのですが、今はありません。像は 2014 年、詩人とゆかりのあるアフリカの地、アディス アベバに移されました。
芸術の本場らしく、プーシキン広場ではさまざまなな街頭演劇が頻繁に行われます。1~2 時間座って、街頭演劇を見たり、通る人を見たりして、のんびりとするのも良いかもしれません。
プーシキン広場の最寄り駅には、トヴェルスカヤ駅、プーシキンスカヤ駅、チェホフスカヤ駅があります。ぜひここを訪れて、衰えることを知らないロシア文学の力強さを感じましょう。