プーシキン美術館 ツアーとアクティビティ

プーシキン美術館
モスクワにあるこの美術館には、世界でも 1、2 位を争う数の作品がそろっています。

プーシキン美術館は、100 年以上にわたり、国際アートのコレクションを拡大し続けてきました。膨大な数の印象派と後期印象派の作品は本当に見応えがあります。その美しさにしばし浸りましょう。

ここには、絵画、デッサン、彫刻、応用芸術、考古学的物品、コイン、写真など、670,000 点以上が展示されています。絵画や彫刻については、世界 20 カ国以上から人気芸術家の作品を取り寄せて展示しています。

別の建物では、19 ~ 20 世紀のヨーロッパとアメリカの芸術として、印象派と後期印象派の作品がコレクションされています。ドガの「青い踊り子たち」やファン ゴッホの「赤い葡萄畑」など、カラフルな作品は人気があります。その他、モネ、セザンヌ、ルノワール、ピサロ トゥルーズロートレック、マティスなど、ずらりと作品が並びます。

彫刻のコーナーには、古代文明時代から 20 世紀まで幅広い時代のものが展示されています。「テーセウスとミノタウロス」を代表とするアントワーヌルイ バリーのブロンズ像も必見です。

ムセイオンはプーシキン博物館の子ども向け教育部門。手に取って体験できるワークショップなどをロシア語で行っています。貨幣のコーナーでは、子どもや家族連れが光るコインをじっくりと観察しています。

応用芸術には、枝付き燭台、肘掛け椅子、凝った装飾を施した木彫のフランス式聖櫃などがあります。また、古代芸術や考古学的物品などが豊富で、博物館のコレクションを充実させています。

イオニア式列柱を備えた建物は、ローマン クレインが設計したものです。注目したいのは、展示する作品の時代に合わせて、内部の設計や室内装飾を変えているところ。

音楽も味わいたい方は、12 月に訪問することをおすすめします。毎年 12 月にはスヴャトスラフ リヒテルの「12 月の夕べ」という国際音楽フェスティバルがプーシキン博物館で開催されます。冬の博物館は、入口に向かう途中の松の木に雪が積もって、またきれいなものです。

ヴォルホンカ通りにあるプーシキン美術館本館は、正午前くらいにオープンし、夜にクローズします。休館日は月曜日。18 歳未満の方は入場無料です。本館以外の営業時間と入館料については、ウェブサイトをご覧ください。この博物館に行くには、地下鉄のクロポトキンスカヤ駅で降ります。ここで降りると、金色のドームが印象的な救世主ハリストス大聖堂が目の前です。

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