広大な野生動物保護区があるかと思えばアートギャラリーやショッピング センターがあり、先住民族について学ぶこともできるポロクワネは、自然を愛する人にも文化を愛する人にも見どころ満載の街。リンポポ州の州都であり、公園や広い通り、デイコとジャカランダの木が風情を醸し出しています。
ポロクワネは、大自然の中にありながら、南アフリカ北部屈指の大都市であり、重要な商業拠点です。2010 年に FIFA ワールドカップでサッカーの試合の開催地となったことで世界に名前を知られるようになりました。
ダウンタウンの中心部では見どころ満載の文化施設巡り。ツォンガ人、ヴェンダ人、ペディ人のアーティストによる絵画や彫刻の伝統的作品と現代的作品を鑑賞できるポロクワネ美術館を訪れた後は、彫刻美術公園へ。アフリカの先住民族とオランダ系入植者の末裔であるボーア人の音楽をテーマにした彫刻が有名です。ヒュー エクストン写真博物館には、ポロクワネの初期の 50 年間の様子を写した写真が展示されています。
さらに時間をさかのぼるなら、市の郊外にあるバコネ マラバ野外博物館へ。18 世紀のバソト族の村を再現した文化施設です。レンガ、モルタル、泥、牛糞でできた伝統的な家の中で木工芸や陶芸のデモンストレーションを見学できます。石器時代の部族の遺物も展示されています。
市の中心部から南へ 10 分ほど車で走るとポロクワネ野生動物保護区に到着。ハイキング トレイルを歩いても、または車でもサファリを楽しめます。ここでは野生のシロサイやキリンをはじめ、さまざまな鳥類にも出会えます。また、レンジャーがガイドとして同伴するツアーや、宿泊施設もあります。
ポロクワネで楽しめるレジャーはまだまだいっぱい。ピーター モカバ スタジアムではラグビーやサッカーの試合を観戦。サバンナ モールではショッピング。レストランも充実しています。
ポロクワネ国際空港から市内へは車で数分の距離。市内は徒歩でも十分見て回れますが、タクシーやレンタカー、公共交通機関も発達しています。南アフリカで芸術と歴史と伝統文化と野生動物を一年中楽しめるポロクワネは旅行先としておすすめです。