海軍の栄光、港の活気、国民的英雄に対する敬意が集まる場所、それがバスパライソのソトマヨール広場。街の歴史地区の中心部にある立派な建物と重要史跡に囲まれたソトマヨール広場は、交通量の多い通りを境にいくつかの地区に分割されています。写真を撮影する観光客、忙しく働く港湾労働者、一時も止まらない車の流れ。そのすべてが生き生きとした絶え間ないにぎわいを生んでいます。
広場の南側にある壮大な青い建造物は、1910 年に建設されたチリ海軍総司令部。ネオクラシカル建築様式と芸術的な屋根の装飾が目を引きます。
広場の中央には、巨大なイキケ海戦戦没者記念碑があります。この記念碑は、ペルーとボリビアの連合海軍とチリ海軍が戦った 1879 年の南米太平洋戦争で犠牲となった戦没者を追悼するために建てられました。記念碑の台座の上には英雄アルトゥーロ プラット艦長の銅像がそびえ、台座の下の安置室には遺品が収められています。記念碑の階段を上ると、碑文と兵士の名前が刻まれているのを見ることができます。
記念碑の両側には、さらに見ごたえのある建物が並びます。エレガントな英国風のホテル レイナ ビクトリアや、立派な消防署は一見の価値があります。
広場の北側にはバルパライソの活気ある港。プラット埠頭を散策すると、海軍の軍艦や貨物船が行き来するのが見えます。カラフルな遊覧船での港内周遊ツアーも楽しめます。
バルパライソの歴史地区にあるこの広場へは、徒歩、タクシー、公共バス、地下鉄が便利。地下鉄の最寄り駅はプエルト駅です。
ソトマヨール広場を散策した後は、バーやカフェのテラスから人間観察をしてみましょう。あるいは海軍総司令部の裏を通って裁判所広場へ。この裁判所も壮麗な建物です。丘の斜面に広がる有名な街並みを楽しむなら、ここからアセンソール エル ペラルに乗るのがおすすめです。