フリーマントルのカラフルなマーケットでショッピングし、世界各国の料理を味わい、市内に数多くあるギャラリーで最先端のアートを鑑賞しましょう。さらに昔の刑務所を見学し、オーストラリアの他の町では見られないビクトリア朝やエドワード朝の見事な建物を見て回りましょう。
フリーマントルの冬は暖かく夏は暑いため、コテスロー ビーチの青く澄んだ海を目当てにサーファーや海好きがやってきます。海に目をやると、遠くにロットネスト島の姿が見えます。日帰りでこの島を訪れると、第二次世界大戦の遺構や、ピンク色の塩湖、この島固有の小型有袋類クオッカを見ることができます。
フリーマントルならではの建築文化を見て回る場合は、トラムツアーに参加するか、自分の足で歩いてみるとよいでしょう。驚くことに、町の中心部にある建物の多くはビクトリア朝かエドワード朝時代のものです。フリーマントル刑務所の地下に張り巡らされたトンネルを探検し、かつての囚人にまつわるホラーストーリーを聞かせてもらいましょう。刑務所だった建物の地上部分は、現在は博物館とアートギャラリーになっています。西オーストラリア海事博物館もお忘れなく。アメリカズ カップで優勝したオーストラリアⅡ号など、見応えある船が数多く展示されています。
カプチーノ通りでは、自分たちの町を「フレオ」と呼ぶ地元の人たちと一緒にコーヒーを味わいましょう。週末にお薦めなのが、活気あふれるフリーマントル マーケットです。新鮮な野菜や果物を買い、才能あふれる大道芸人の芸に耳を傾けましょう。美食家のパラダイスであるフリーマントルには、ディナーを楽しめる高級レストランがいくつもあります。
フリーマントルの通りはアップダウンが少なく幅が広いため、散策は徒歩でもできますが、CAT バスも移動に便利です。この無料のバスは、10 分おきに町を巡回しています。バス停は、ネコのマークが目印です。
フリーマントルはパースから 22 km (14 マイル)。電車で 40 分です。レンタカーに乗ってスワン川沿いに景色を楽しみながら行くのもよいでしょう。