美しいウェスト コースト半島の漁村を見渡せるケープ コロンバイン灯台は、赤い先端と白しっくいの外壁が目を引きます。この海域で多発した座礁事故に対応するため建設されたこの灯台には面白い歴史があります。優美なデザインと、海を背景に灯台の立つ絵になる景色を堪能しましょう。
灯台は見上げるような大きさ。海に面した岩だらけの突き出した高台に立っています。この灯台に常勤している灯台守に会って、灯台の歴史についておしゃべりしませんか。灯台の一番上まで上がると、ごつごつとした岩の多い海岸線を見渡せる絶景が広がります。夜に見る灯台は、緑色の信号灯を遠くまで投げかけています。
灯台が建設される前に海岸沿いで起きた座礁事故の話を聞いてみましょう。この灯台の名前は、1829 年にこの近くで沈没したイギリスの木造船コロンバイン号にちなんでいます。話し合いと設計に何年もかけ、この座礁予防の塔が建設されたのが 1936 年。当時としては最新鋭の信号灯と霧中信号、無線標識を備えていました。
公園のトレイルをたどって、地上のヒナギクやフィンボスの灌木と、岸辺にすむ鳥が上空を飛ぶ様子を眺めましょう。見どころはジェイコブス湾の小道や、セント ヘレナ湾のドルフィン ウォッチング用の展望台。嵐で荒れ狂う冬の海も迫力があります。
パターノスターのレストランではイセエビをはじめとするシーフードの名物料理を味わって。灯台の敷地内にはいろいろなサイズのコテージがそろっていて快適に一晩を過ごせます。
ケープ コロンバイン灯台は、ケープ コロンバイン自然保護区の岬の目印。パターノスターから西へ海岸沿いに車で 6 km ほど進んだところにあります。入場料を払って見学ツアーに参加しましょう。学生、子供、高齢者には割引があります。近隣には、ストーン フィッシュ スタジオ & ギャラリー、豪華なヘルーキー結婚式場、パターノスター ビーチなどがあります。