ここモンペリエにも、世界的に有名な作曲家による歌劇やクラシック コンサートが楽しめるフランス有数の歌劇場があります。
19 世紀後半にコメディ広場に建てられたこのオペラ座で、歌劇、バレエ、クラシックを楽しみましょう。荘厳な正面入口が目を引く美しい歌劇場は、1755 年に創立されたモンペリエ ラングドック ルシヨン国立歌劇団の本拠地です。
建物に入る前に、広場に並ぶカフェで公演前の一杯。オペラ座の外からの眺めを楽しみましょう。美しく装飾された手すりや時計が印象的な正面からの眺めは見応えがあります。広々としたロビーを飾る大きなフレスコ画もゆっくりと鑑賞してみましょう。観客席の天井にもフレスコ画が描かれ、クリスタル製の豪華なシャンデリアが輝きを放っています。客席数は 1,600 席で 5 階席まであります。
このオペラ座では、モーツァルト、ベルディ、プッチーニなど、多くの高名な作曲家の歌劇がオリジナルの原語で公演され、翻訳されたフランス語を大きなスクリーンで見ることができます。毎週複数の演目が上演され、詳細はモンペリエ ラングドック ルシヨン国立歌劇団のホームページで確認できます。視覚障害者用に、フランス語の音声解説も用意されています。
チケットの価格は公演ごとに異なりますが、通常、12 歳未満の子供と障害者には割引があります。満席の場合は、このオペラ座から 1 km ほど離れた場所にあるベルリオーズのオペラ座も調べてみましょう。
オペラ座はコメディ広場の南側にあります。中心部に位置するため、バスやトラムなどの公共の交通機関も充実しています。車の場合は、コメディ広場の立体駐車場が利用できます。
最も公演数が多いのは 11 月から 5 月。8 月は公演がありません。毎年 7 月には、ラジオ フランスがこの地方の音楽祭を開催し、オペラ座でも数多くのクラシック コンサートが開催されます。