オーバーヴェーゼルはライン川のほとりに広がる魅力的な街。ライン渓谷中流上部の美しい自然に囲まれています。最初にケルト族が住み着いた後、ローマ人の支配下に入ったオーバーヴェーゼル。その後の中世の街並みが現在まで美しく保たれています。昔のままの旧市街の要塞に守られた大昔の建造物や博物館があります。ライン渓谷中流上部の手付かずの田園地方を徒歩で、あるいは自転車や船で巡りましょう。
中世の市壁は、現在では観光客が壁に沿って歩けるように整備されています。壁沿いに街の歴史地区を探索してみましょう。銃弾が貫通した穴や焼け焦げた跡、16 ある防御塔を見学できます。ハーグス タワーには、モダン アート ギャラリーが入っています。14 世紀に建てられた聖母教会では、フレスコ画やステンドグラス窓を鑑賞しましょう。ゴシック様式の聖マルティン教会とヴェルナー礼拝堂もぜひ訪れて。
クルトゥアハウス オーバーヴェーゼルでは、ライン川流域の歴史や生活について学ぶことができます。800 年前のミノリテ修道院の遺跡を見学するのもおすすめです。1576 年にアルゼンチンで見つかった隕石などが展示されている隕石博物館もあります。ドイツのドラマハイマット 3 のロケ地に使用された木骨造りのギュンダーローデ ハウスに行くと、一大パノラマに圧倒されるでしょう。
街の中心から少し離れてみましょう。山の上まで坂道を登っていくと、堂々としたシェーンブルク城がそびえています。12 世紀に建てられた城は 1689 年に壊されましたが、1950 年代に復元。現在は高級ホテルとなっています。敷地内にあるタワー博物館では、700 年に及ぶ城の歴史が紹介されています。塔の展望デッキに登ると、ライン渓谷の景色がどこまでも広がっています。
近くのダムシャイトまでシュヴェーデ ブーレ トレイルを歩いて、この地域の雄大な田園風景を満喫しましょう。エルスベルク ヴィア フェラータでは、ワイン造りのため急勾配の坂道を何度も行き来した中世の醸造業者たちの苦労をしのびながら歩いてみて。ライン川に沿ってライン サイクル ルートが延々と伸びているので、自転車を借りて、この地域を走ってみるのも楽しそうです。
オーバーヴェーゼルは、ケルンやフランクフルトから列車で簡単にアクセスできます。バッハラッハやザンクト ゴアーなど、ライン渓谷中流上部の他の観光名所も列車に乗ればすぐです。9 月に訪れれば、ライン渓谷の料理とワインの祭り、オーバーヴェーゼル ワイン フェスティバルに参加できます。