ジャマイカ国立美術館を訪れると、20 世紀初頭からジャマイカ人が生み出してきた芸術作品について見識を深めることができます。エドナ・マンリーの大胆な彫刻、コリン・ガーランズの抽象画などをじっくりと鑑賞し、館内に展示してある植民地時代の作品群といかに対照的であるかをご覧ください。ツアーに参加すると、ジャマイカで最も有名な芸術家たちについての興味深い話を聞くこともできます。
ジャマイカ国立美術館は 1974 年に建設され、ジャマイカ芸術に関しては世界で最も包括的で重要性の高いコレクションを所蔵しています。大規模な常設展示のほか、企画展示や現代美術のコレクションを見て回りましょう。
館内には、西暦 1000 年から今日までのジャマイカ芸術の歴史をたどる 10 室のギャラリーがあります。エドナ・マンリーの彫刻や、ジョン・ダンクリーによる暗い色彩の風景画を見ると、ジャマイカ芸術の先駆者たちが独自のスタイルを形成し始めた過程がわかります。
そこから他のギャラリーを順に見ていくと、カリブ海地域の芸術が発展してきた様子がわかるようになっています。これらのギャラリーのテーマは、"ジャマイカ人のためのジャマイカ芸術" です。数あるハイライトの中でも、カール・エイブラハムスによる宗教画や、村の生活シーンを描いたデイビッド・ポッティンガーの作品などは必見です。
セシル ボー ギャラリー オブ セラミックスには魅力的な陶磁器が幅広く展示してあり、ラリー ワース コレクションにはアフリカ様式の彫像が数多く揃っています。
ツアーに参加して、より詳しくジャマイカ芸術について学ぶものおすすめです。ツアーには少額の料金が必要で、参加する場合は事前に予約をしておいた方が良いでしょう。ギャラリーを見て回る合間には、コーヒーショップでご休憩を。
ジャマイカ国立美術館は火曜日から土曜日まで開館しており、金曜日と土曜日は開館時間が若干短くなっています。また、毎月最終日曜日にも開館しています。美術館はキングストン モールにあり、入場料が必要です。