37 ヘクタールの広さを持つモリス樹木園は美しく造園された庭と湿地帯を併せ持つ洗練された公園。古木の観賞だけでも訪れる価値はありますが、この公園は庭園、噴水、湿地帯、外来種の苗木畑、園芸研究施設などもあります。
ずっと昔からある木々の下の道を歩いていると、ジョン モリスが 1800 年代の終わり頃に見ていた公園が彷彿 (ほうふつ) とします。この樹木園の創立者が先見の明にたけており、世界中からたくさんの異なった種類の樹木を集めて植えたことから、この場所は今日でも特別に価値のある場所となっています。モリス樹木園は現在ではペンシルバニア大学の所有となり、大学が運営しています。この樹木園は一般公開される一方で、大学の研究にも使用できるよう手入れされています。
アジア、北アメリカ、ヨーロッパから集めた 13,000 本の草、木、花には名札が付いているので、気ままに散策しながら確認してみてください。ガイドツアーもあります。園内の歩き方はたくさんあり、子どもたちの体験的学習を促す歩き方もあります。美術に興味がある場合は、途中にある現代彫刻作品を探したり、特別な彫刻ツアーに参加したりがおすすめ。
モリス樹木園はツリー アドベンチャーや森林上層部の間を歩くアウト オン ア リムなど、家族で楽しめる活動を 1 年中提供しています。背の高い木々よりもまだ高い鳥たちの世界から、枝越しに下界の景色を見下ろしてみませんか。
園芸に興味がある場合は、温室のシダ園や樹木園の他の建物の展示が興味深いでしょう。園芸学の複合施設内で園芸家が草木を繁殖させた方法について紹介されています。くつろぎを求めるなら、バラの香りに包まれ、大理石の噴水の横に座ってのんびりしましょう。
モリス樹木園はダウンタウンから 24 キロメートルほど、イースト ノースウエスタン アベニュー沿いにあります。入場には料金がかかり、運営時間は季節によってことなります。まる 1 日滞在するときは、お弁当を持参してビジターセンター裏のエリアで食べるか、コンプトン カフェでおいしい食事を注文しましょう。