ローフェルド植物園には、滝や川があり、600 種類以上の地元原産の植物が栽培されています。159 ヘクタールの広大な面積を誇るエキゾチックな園内には、植物を栽培している庭園と、自然植生のエリアがあります。
植物園の中をクロコダイル川とネルズ川が流れています。キャスケード展望台とネルズ展望台へ行くと、いくつもの滝が 1 か所に集まる様子が見られます。熱帯雨林の中に入って行くと、中央アフリカや西アフリカから持って来た、さまざまな木が生えています。中には原産地ではほとんど見られなくなったものもあります。ここから、木々の上部に届きそうな吊橋を渡ると、ビジター センターにつながっています。
南アフリカならではのスティンクウッドの森もおすすめ。高さが 20 m にも達する木です。
疲れたらティー ガーデンで一休み。落ち着いたら先に進みましょう。小道に沿って進んでいくと、ソテツやキャベツヤシ、イチジクの木が生えているエリアや、薬草園があります。多くの小道が車いすに対応している上、目の不自由な人のために点字で書かれた案内板もあります。
この植物園は野生動物が好きな人にもおすすめ。実にさまざまな動物に出会えます。200 種以上の鳥類、は虫類、カバやベルベット モンキー、コビトマングースなどの哺乳類もいます。
植物園は南アフリカの亜熱帯地域にあるため、いつ訪れても花が絶える時期がありません。 とはいえ、ベスト シーズンは春から初夏にかけて。日差しが強すぎず、ほとんどの植物が一斉に花を咲かせる季節です。
ローフェルド植物園は、ムプマランガ州の北部の街、ネルスプロイトの郊外にあります。ネルスプロイトの中心部から北へ 8.9 km ほど車で進むと、この風光明媚な植物園に到着します。それほど遠くないので、バスやタクシーの利用もおすすめ。
植物園は毎日営業。入場料が必要です。学生とお年寄りには割引料金が設定されています。