マラガ港はスペインで最も古い港の 1 つ。豪華客船が数多く寄港します。交通の要衝である港はそれ自体が人気の観光地。マリーナエリアの中で、おしゃれなモールでショッピングしたり、ビーチでのんびりしたり、最先端のアートギャラリーまで楽しめます。
スペインの歴史に古くから登場する港は、現代的な港に生まれ変わっています。マラガ港は、交易に最適な場所であると見抜いたフェニキア人によって紀元前 1000 年頃に造られました。21 世紀の観光客の増大を見込んでおしゃれでモダンな埠頭が再開発され、古代から栄えたこの街の歴史の痕跡は今ではほとんど残っていません。
大型クルーズ船が入港してピアワンに停泊し、乗客たちが続々と下りてきます。港は漁港としても広く使われ、出港しては、獲物を積んで帰って漁船も見かけます。
クエイワンではショッピングも可能。2011 年開業の大型モールで、一味違ったショッピングにエンターテインメントも楽しめます。高級ファッションのブティックや、地元の手工芸品を販売するお店をのぞいてみましょう。毎月第 2 日曜日にはマーケットが開かれ、色とりどりの 100 を超す屋台が並びます。
港から街の美しいビーチに簡単にアクセスできます。静かな海岸線の入り口に立つ灯台までのんびり歩いてみましょう。
港の端にはアートギャラリーがいくつかあります。コンテンポラリー アート センターでは、ロイ リキテンスタインやフランク ステラなどの作品を鑑賞できます。常設展で約 400 点の作品が展示されています。マラガ港には、パリの有名なポンピドゥーセンターの分館もあります。ひときわ目を引くカラフルな建物で、ピカソやカーロなどの作品が展示されています。
港からマラガの歴史地区歩きに出発。北へ 2 km ほど歩くと、エンカルナシオン大聖堂やマラガのアルカサバなどの観光スポットにたどり着きます。クルーズ船の寄港日には、マラガ港から街の中心までシャトルバスも運行され、誰でも利用できます。