この古い大邸宅では、何世紀も前の家具や、書庫に収められた何百年も前の本などが見どころです。
ハウス オブ ザ ポデスタは、15 世紀に貴族階級の人々が利用していた建物。元々はヴェネツィア統治下時代の駐在員の詰所でした。この大邸宅の見どころといえば、15 ~ 20 世紀の素晴らしい家具や、数万単位の蔵書を誇る書庫。ぜひ訪れてみましょう。
この建物には、1 階と 2 階と合わせて全部で 10 室以上の部屋があります。1 階のギャラリーには、玉座の聖母子をはじめとする 15 世紀の絵画のほか、紋章など、さまざまな芸術品が展示されています。個々の部屋にある 17 世紀のドレッサーや居間に置かれた 18 世紀の家具も必見。キッチンでは、何百年も前の台所用品を見ることができます。
2 階にあるウーゴ ダ コモの寝室も見てみましょう。ウーゴ ダ コモはこの家を改築したイタリアの政治家。ここにある数多くの芸術品と書籍を収集した人物です。この寝室の見どころは 16 世紀のブレシアの地図。2 階には、ほかにもストゥディオーロと呼ばれる小書斎があり、宗教画を見ることができます。
教会のような別の建物の中には、書庫があります。蔵書は 30,000 冊以上。中には 12 世紀の本もあります。
ハウス オブ ザ ポデスタは朝から夕方まで見学できますが、正午から数時間は閉館します。中に入るには入館料が必要ですが、子供と学生は半額になります。近くにはロナート城塞や鳥類学博物館などの見どころもありますので、ぜひ訪れてみましょう。
ハウス オブ ザ ポデスタは、ロナートの歴史地区にあるマルティリ デッラ リベルタ広場の隣にあり、この地区まではバスかタクシーがおすすめ。徒歩圏内にいろいろな観光スポットが集中しています。