リヒテンシュタイン美術館では、絵画や彫刻、大規模なインスタレーションなど、さまざまな時代やスタイルの作品を鑑賞できます。デペロやピストレットの作品のほか、印象的な企画展を楽しむことができ、過去にはアンディ ウォーホールやピカソなどの企画展も開催されてきました。
リヒテンシュタイン美術館のオープンは 2000 年。その後、すぐにファドゥーツの主な名所としての地位を確立しました。その理由の 1 つが建物の美しい外観です。黒玄武岩造りの外観は実に見事。太陽の光を受けて輝く姿は、一見の価値があります。エントランス前の広場には、フェルナンド ボテロによる巨大なブロンズの裸像があり、まるで日光浴をしているかのうように台座に横たわっています。
建物内に入ったら、19 世紀から現代までの芸術作品をゆっくりと鑑賞しましょう。3 つのフロアにわかれて展示されています。アルプやウィレム デ クーニングの抽象絵画のほか、バルデッサリやボイスなど、ヨーロッパで最高の芸術家たちによるコンセプチュアル アート作品を鑑賞できます。
リヒテンシュタインの王子のコレクションも見逃さないでください。ルネッサンスからロマン主義までの作品を鑑賞しながら、遠い昔の時代に思いを巡らせてみるのもおすすめです。
美術館を出る前に、正面のエントランスを入ってすぐの場所にあるカフェにも寄ってみましょう。コーヒーやペーストリーを楽しめるほか、ランチどきには、美味しい寿司などのメニューも用意されています。ギフトショップでは、プリント生地を使ったバッグや衣類が購入できます。
リヒテンシュタイン美術館は、ファドゥーツの中心部に位置します。開館は火曜から日曜まで。入館料がかかります。特別展では多くの場合、過去および現代の著名な芸術家たちが取り上げられています。今後のイベントについては、ウェブサイトまたは観光局でご確認ください。