丸太町駅から近いためアクセスは良い。近所にはコンビニとファーストフードのお店しかないため、買物はともかく食事には少々難儀するだろう。充実している四条烏丸あたりまで出向く必要がある。
チェックインは電子宿帳を使用していないためとてもスムーズ。フロントは外国人観光客対応のためだろう、外国人スタッフが対応してくれる。日本語での意思疎通も問題ない。
各部屋にはアメニティの常備が無いので、エレベーター脇の籠から必要なモノをチョイスして部屋に持っていくスタイルとなっている。
ランドリーと自販機は地下1階のレストラン横にまとめて併設してあり、他のフロアには存在しない。京都市は高さ規制が厳しくて高い建物は建てられないため、他都市のホテルみたいに複数階に設ける必要がないだろうという割り切った設計となっている。
部屋に入るなりいきなりベッドが置いてある珍しい間取りとなっている。クローゼットは無く、部屋にそのまま衣類をハンガーで掛けておくことになる。
最上階でも7階までしかないので、部屋からの眺めは期待できない。
部屋にはデスクが無いため、パソコン等での作業は布団の上かソファに腰かけて行うしかない。ここに限らず、京都にはデスクが無いホテルが結構あるので注意が必要だ。
内線が無いため、フロントへはフリーダイヤルの番号をコールすることになる。部屋同士で通話なんてしないだろうし、個人間で無料通話できるアプリなんていくらでもあるからということで、割り切っているのかもしれない。各部屋に電話線を通線しなくて済むから、電話器単体費用と工事費用を丸々削減できるというわけだ。
ユニットバスは、トイレとバスルームが完全に分かれているセパレートタイプなのはポイント高い。ただし、シャワーの水圧が低いのが残念。体を洗うのに少し難儀したため、星は一つ減らした。
立地にやや難ありで、部屋には必要最低限の設備しかなく、部屋からの眺めは全く期待できないが、寝るだけのホテルと割り切って使えば結構快適に過ごすことができるホテルだ。