バトンルージュにあるルイジアナ芸術科学博物館は、1925 年に建てられた鉄道駅をリノベーションして利用しています。ミシシッピ川の川岸にあるこの博物館では、常設展示と企画展示があり、ルイジアナ州に関する展示だけでなく太陽系についても詳しく知ることができます。
2 階建てのプラネットタワーには、太陽系のモデルが展示されており、太陽の周りに浮かぶ全惑星の縮小模型を見ることができます。幅が 5 m 近くある土星の輪と、ボウリングのボールほどの大きさの地球の対比を見ると、宇宙の広大さを空間的に実感できます。
宇宙や地球をテーマにしたプラネタリウムのショーを見れば、新たな発見があるでしょう。お子連れならインタラクティブな展示がおすすめ。
古代エジプトギャラリーには、紀元前 323 ~ 30 年の文化財が展示されています。特に興味深いのが、他に例を見ない特徴が数多くある古いミイラです。研究情報を読むと、この男性のミイラは、防腐処置を施したものではなく、内臓を保ったまま乾燥してミイラになったことが分かります。赤みを帯びた毛髪はセットされています。この赤毛は染めたものなのか、天然のものなのかは定かではありません。
さらに古い展示には、2011 年にモンタナ州で発見された 6,500 万年前のトリケラトプスの頭蓋骨や、10 億年前の隕石のコレクションなどもあります。
博物館には 4,000 点が展示されており、さまざまな国の美術作品や写真、1900 年から現代までのルイジアナ州のものを集めたコーナーもあります。
ルイジアナ芸術科学博物館はリバーロードの東側にあり、旧州会議事堂のすぐ向かい側です。周辺の道路沿いにはメーター付きパーキングがあり、近隣には駐車場もあります。博物館は、月曜日と祝日以外、ほぼ毎日開館しています。12 歳未満のお子様、大学生、シニアには、入場料の割引があります。入場料には、プラネタリウムのショーも含まれています。
博物館を楽しんだ後は、ショップでこの博物館にちなんだお土産を見るのもお忘れなく。