威厳あるハイクリフ城。典型的な 19 世紀ロマン主義の特徴が見られます。この大邸宅で、堂々たる部屋や過去の写真を見てみましょう。
1830 年代、クライストチャーチ湾の風景が大好きなイングランド貴族がこの城を建設。建設にあたり、中世フランスの石材が大量に運び込まれました。そのおかげで、このレトロな外見を持つ建物ができたと言われています。1950 年代までは家族が住む邸宅でしたが、現在は一般にも公開され博物館になっています。
敷地内には、曲がりくねった小道や整えられた芝生、きれいなローズ ガーデンなどがあり、絵のような景色です。建物の四角い窓はとても印象的。また、邸宅の裏には森が広がり、外の世界と隔たりを作っているようです。
内部にはヘリテージ センターと呼ばれる博物館があります。入るとすぐ大広間があり、そこの展示品から城の歴史を学べます。
ハイクリフ城の歴史を学んだら、次は他の豪華な部屋も見てみましょう。各部屋には、1942 年以降に撮られた白黒写真が展示され、現在の部屋の様子と比較できるようになっています。図書館も必見。1 年を通していろいろな臨時アート展が開催されています。
ここにはボランティアのガイドがいて、質問に答えてくれたり、邸宅に関する話をしてくれたりします。お金を払えば、ガイド ツアーも可能です。また、個人で回る方は、キャッスル ガイドブックの購入を考えてみては。この邸宅の理解が深まります。ガイドブックは、受付やギフト ショップで購入可能。ギフト ショップには、他にもお土産や宝石、本、ガーデン製品などがありますので、覗いてみましょう。庭園の横にはティールームもあります。疲れたらお茶でも飲みながら、しばし休憩。
イベントの開催情報を事前に調べてみましょう。この施設では、ワークショップやフェア、コンサートなどのイベントが頻繁に開催されます。今までには、自動車ラリーや舞台製作なども行なわれました。
敷地には無料で入れますが、建物内に入るには入場料が必要です。営業時間は事前に確認してください。また、一部の部屋が開いていない場合もあります。 ハイクリフ城は、イギリス諸島の南岸にあるボーンマスとハースト城の間にあります。バスを利用する場合は、リミントン ロードにある最寄りのバス停で降りましょう。