サリー州最大の歴史ある街には、古くて美しい店が立ち並びます。
ギルフォードは、17 世紀の時計と石畳のメインストリートが残る市場街。通りには、デザイナーストアから個人経営のブティックまで、さまざまな店が並びます。街の歴史ある建築物に感動したら、定期的に開かれるストリートマーケットもチェックしましょう。
リバーウェイを見下ろす丘の上には、ギルフォード大聖堂があります。飾り気のない赤煉瓦の外観とは対象的に、明るい内装には淡い色のサマセットの砂岩と、床にはイタリアの大理石が使われています。この大聖堂では、定期的に面白いイベントが開かれています。内部を案内してくれるガイド付きツアーもあるので、ぜひ参加しましょう。
パノラマの景色が見渡せるギルフォード城もおすすめ。最初に建設されたのは 12 世紀ですが、現在も残っているのはシェルキープと呼ばれる石造の外壁のみです。グレートタワーの展示には、元々の城の模型や、城の長い歴史を紹介したパネルなどがあります。
20 世紀初頭の救貧院をきれいに修復した、ザ スパイクも見学しましょう。。ザ スパイクでは、コスチュームを身に付けたスタッフの再現劇や、体験アクティビティーを通して、19 ~ 20 世紀にかけての英国の貧困について知ることができます。
街の通りでは毎週金曜日と土曜日に、伝統的なノースマーケットが開催されます。20 軒以上の屋台が並び、生鮮食品や肉類から、アクセサリーや家具まで、さまざまなものが売られます。
ギルフォードから 17.5 km 行くと、グレート ブッカムに 19 世紀の大豪邸ポールスデンレイシーがあります。内部には、20 世紀初頭の磁器や家具、銀製品、美術品などの素晴らしいコレクションが展示されています。美しく手入れされた庭園も見どころ。クロッケーの用具をレンタルして、試合もできます。
ギルフォードは、ウィズレー王立園芸協会植物園を訪れる際の拠点にも最適。97 ヘクタールの広さを誇るこの植物園は、ギルフォードから北東に 16 km 行ったところにあります。世界でも最多の種類の植物を保有する植物園のひとつとされています。ローズガーデンには良い香りが立ち込め、試験栽培場では新しい野菜や花が育てられています。
ギルフォードへは、ロンドンから鉄道か自動車で行くのがおすすめ。飛行機を利用する場合は、ヒースロー空港かガトウィック空港に到着する便を選びましょう。