カリブ海に浮かぶ 1 つの素敵な島を、ドミニカ共和国とハイチがシェアしています。高くそびえる山々の頂、青々と茂る熱帯雨林、植民地時代の名残を留めている都市、美しいビーチと、ドミニカ共和国には見どころがたくさん。島には、7 世紀以降タイノ族が住んでいたと考えられています。またこの島に、1492 年にコロンブスがアメリカ大陸で初の植民地を築きました。

サント ドミンゴは、ドミニカ共和国の魅力溢れる首都です。ここで植民地時代の史跡や博物館を見学したら、準宝石を購入したり、熱狂的な野球の試合を見たり。楽しみ方はさまざまです。ウォーターフロントのマレコン通りを散策。カフェやライブ ミュージック バー、伝統的な "メレンゲ" クラブが立ち並んでいます。首都から車で 2 時間以内の場所にあるのが、コンセプシオン デ ラ ベガ。ここではドミニカで最も活気があるカーニバルが開かれます。

ドミニカ共和国で人気の観光スポットは何といってもビーチ。南東沿岸にあるババロとプンタ カナにはどちらも白砂のビーチが広がり、オールインクルーシブのホテルや豪華なゴルフ コースがあります。島南西部のバラオナ半島にあるハラグア国立公園にも足を運んでみてください。ここのビーチには、ひっそりした雰囲気が漂います。

北の海岸には、ホテル、スイミング プール、レストラン、バーが入っているプラヤ ドラダがあります。近くのプエルト プラタのビーチでは、ビクトリア様式の建築物を見ることができます。カバレトのビーチは、ウインドサーフィンとカイトサーフィンに最適。島で最も美しい海岸線はサマナ半島にあります。ヤシの木がそよぐプラヤ リンコンなどが有名です。冬になると半島からザトウ クジラを見ることができ、シルバー バンクで立派なクジラたちと一緒に泳ぐこともできます。

ドミニカ共和国の魅力は、ビーチだけではありません。セントラル山脈のドゥアルテ山を山頂までハイキング。エンリキージョ湖ではワニやイグアナを探しましょう。馬の背に揺られて、ハラバコアの滝を見に行くのもおすすめです。

ドミニカ共和国に行くには、島にある 6 つの国際空港のどれかを利用します。観光には、路線バスやタクシーが便利です。自動車、スクーター、自転車をレンタルするのも良いでしょう。平均気温が 25℃ と温暖な気候ですが、8 月から 9 月はハリケーンが発生する可能性があります。いつでも太陽の光が降り注ぐドミニカ共和国。冒険派、歴史好き、癒しを求める人にも、最適な旅行先です。