海岸近くに立つこの教会は、幅広い建築様式と美術品が印象的。興味深い歴史についても学びましょう。
スペイン風のタイルとヨーロッパ風のデザインのダラゲット教会 (サン ギエルモ デ アキタニア教区教会) は、この地域の豊かな歴史の象徴です。1800 年代初期に完成し、バロック様式とロココ様式の特徴を併せ持ちます。教会の美しい白いファサードはぜひ写真に撮りましょう。中央にある明るい茶色の木の扉がポイントです。
教会の歴史と意義を知るには、教会の管理人、聖職者、ガイドに話を聞いて、教会とその周辺のツアーをお願いしましょう。ここは 1800 年代後半にモロ族の襲撃から住民を守る避難所の役割を果たしていました。
教会の中に入って天井を見上げると、ライム グリーンとピンク色の美しい模様が壁を彩っています。白黒の市松模様の床も美しく、豪華な祭壇は聖者の像と彫刻で飾られています。2 階の木製通路の下を歩くと、ヨーロッパの影響が感じられます。一部の壁の厚板は、島近海のサンゴ礁で採れたサンゴでできています。
教会の外の聖堂も数世紀をさかのぼる歴史があります。剣や骸骨などを細かく表現した彫刻は必見です。教会入り口のそばの芝生では、木陰でピクニックも楽しめます。教会の横には 3 階建ての八角形の鐘楼。本堂より数十年後に建てられたものです。
数世紀の間に、この教会は何度も改修されました。建物の中に犬を連れて入ることができます。
ダラゲット教会は、セブ島東海岸に面したダラゲットの街の南東側に位置し、セブ海峡を見渡せます。バスに乗ってセブ サウス バス ターミナルからダラゲットまで行き、そこから教会まではタクシーを利用します。近隣には、ダラゲット ビーチ、ダラゲット公会堂、オボン スプリングなどの見どころがあります。