歴史の町コインブラでは、コインブラ大学の見事なキャンパスとローマ帝国時代から残る数々の遺跡を見ることができます。水道橋が通り抜ける、ポルトガルのかつての首都コインブラでは、中世の教会、博物館、そして丘を埋め尽くす赤レンガと白塗りの住居が美しい景観を作り出しています。地元の住民やガイドと話をすれば、この土地の文化や歴史について喜んで教えてくれることでしょう。
かわいらしいテーマパークポルトガル ドス ペケニトスでは、コインブラの素晴らしい建物のミニチュア版を見て回ることができます。海上帝国時代の植民地であったブラジルとモザンビークの展示を見ると、現在まで残るポルトガル文化の影響を理解できます。
この町のローマ史を学ぶには、かつての司教館を改装した国立マシャード デ カストロ美術館がお勧めです。主に教会関連の彫刻と芸術作品が展示されており、ローマ時代のなんとも不気味な地下回廊を歩くことができます。一方宗教史を学ぶには、レコンキスタ時代からほぼそのまま現在に残るコインブラの旧大聖堂を訪れてみるとよいでしょう。そしてその少し北東には、美しいコインブラの新大聖堂が建っています。
この町のハイライトは、なんと言っても 1200 年まで遡る世界最古の教育機関の 1 つ、コインブラ大学です。この壮大なキャンパスを見て回るには、ツアーに参加するのが一番です。その歴史と建物に関する説明を聞くことができます。
大学のジョアニナ図書館では、華麗なデザインと膨大な学術書コレクションに圧倒されることでしょう。サン ミゲル礼拝堂と宮殿も必見です。柱列が特徴的なラテン回廊からはコインブラ大学の時計塔を見上げることができます。
興味深い歴史を持つ、大学の町コインブラは、ポルトガルの中央よりやや北西のセントロ地域に位置し、ポルトのフランシスコ サー カルネイロ空港から車で南に 130 km (80 マイル)、約 80 分で到着します。ポルテラ空港のあるリスボンへは、コインブラから車で南に向かって 2 時間ほどです。ポルトガルは鉄道網も充実しており、便利な移動手段として利用できます。