エコツーリズムが盛んなブラジル中西部。パンタナール湿地は必見です。またここにはブラジルの首都ブラジリアがあります。
ブラジルの中心部に位置するこのエリア。広大なパンタナール湿地、そして丘や山が連なるプラナウト ブラジレイロにわたって広がります。この地域には、地形学的に興味深いスポットがいくつもあり、多くのスポットがユネスコの自然遺産や生物圏保護区に指定されています。中西部に来たなら、エコツーリズムのアクティビティに参加しましょう。また、ハイキングをしたり、植民地時代の町並みを歩いたりするのもおすすめ。
ブラジルの首都ブラジリアは連邦直轄区にあり、綿密な計画のうえ開発されました。ブラジリアではモダンな建物を見学したり、美味しいものを食べたり、ナイトライフを楽しんだりと、エキサイティングな時間を過ごせるでしょう。また、賑やかな街から離れて、ブラジリア国立公園を訪れれば、自然のプールやハイキングコースで自然を体で感じられます。
自然の美しさを心行くまで満喫したいのなら、ゴイアス州の東部、連邦直轄区を包含しているエリアがおすすめです。ヴェアデイロス平原国立公園では洞窟探検、クライミング、トレッキングで良い汗を流しましょう。迫力満点のイチキラの滝も必見です。これらのスポットはブラジリアから日帰りで観光可能。ピレノポリスで石畳の道を歩けば、植民地時代の様子を垣間見ることができます。ユネスコの世界遺産に登録されているゴイアスをのんびり散策するのも素敵な思い出になることでしょう。
パンタナール湿地は必見。マットグロッソ州とマト グロッソ ド スル州に所属する広大な熱帯性湿地です。マットグロッソにあるシャパダ ドス ギマランイス国立公園では滝や崖など、壮大な自然を見ることができます。クイアバはマットグロッソの州都。植民地時代の見どころや美術館などがあり、注目が集まっている街です。
中西部の南に位置するマト グロッソ ド スルでは、自然を楽しむアクティビティに参加しましょう。ボニートから車で少し移動すると、エコロジカル パークがあります。ここでは、カヌー、カヤック、スキューバダイビング、シュノーケリングが楽しめます。ボニートを囲むのはセラ ダ ボドケーナの山々。たくさんの鳥たちが飛び回っています。コルンバやコシムからは湿地ツアーが出ているので、チェックしてみましょう。
中西部は広いので、エリアを制覇するには時間がかかるかもしれません。ブラジリアまで飛行機で移動し、そこからは長距離バスで目当ての場所に向かいましょう。カンポ グランデはマト グロッソ ド スルの交通ハブ。ここからブラジルの旅をさらに広げられます。南に移動すれば、イグアスの滝で有名なパラナがあります。ぜひ素敵な旅行を計画してください。