ボルドーのペサック地区にある、歴史あるシャトー パプ クレマンで世界最高峰のワインを味わいましょう。ゴシック様式の建物と豪華な庭園の周りには、多種多様なブドウが栽培されています。シャトー パプ クレマンのツアーに参加すれば、グラーヴ地域特有の砂利が混じった土壌を観察したり、独特のワインの味を確かめたりすることができます。
このお城には、かつてのボルドーの大司教であり、14 世紀初めに作られたブドウ園の所有者でもあったクレメンス 5 世の名が付けられています。クレメンス 5 世は、ローマ教皇になった後もこのお城を所有しました。1980 年代になると、この建物と土地は、実業家でありワイン愛好家のベルナール マグレによって買収されました。その後、ここで生産されるワインは世界中で愛されるようになりました。
公園からは、この建物のゴシック様式の外装を見ることができます。淡い色の石を積み上げた壁と、銃眼のある屋根に注目です。お城の隣には、ギュスターヴ エッフェルが設計したパヴィヨン デュ プレラと呼ばれる温室があり、おしゃれなイベントで会議室や受付として使用されています。敷地内には芸術作品や色とりどりの花壇も。
専門家のガイドによるツアーに参加すれば、ブドウ園やお城を見学できます。ツアーでは、ワインの醸造所や樽のある貯蔵所などを見て回ります。ワイン生産の工程を知ると、ペサックのブドウが独特である理由が理解できるでしょう。
ツアーの最後には、エレガントな専門店でお待ちかねのテイスティング。先ほど生産工程を見学したワインを試飲できます。カベルネ ソーヴィニヨン、メルロー、セミヨン、ミュスカデルなど、このシャトーで栽培されるさまざまなブドウの一つを試してみましょう。
お城では、日帰り旅行だけでなく、宿泊して贅沢な気分を味わうこともできます。5 部屋ある客室は、どれもフランスらしい魅力に満ちています。滞在中は、シャトーの敷地でピクニックを楽しむことも可能。プライベート ツアーも用意されています。
シャトー パプ クレマンに行くは、バスでポン ド ロリヤン駅まで行きましょう。バスはペサックとボルドーの中心街から、頻繁に出ています。ツアーは毎日何回か実施されていますが、前もって予約が必要です。