ベルビュー美術館では、豊かな文化に浸ることができます。ベルビューの町に芸術品や工芸品、デザイン作品があふれているのは、20 世紀半ばに最初にアートフェアが行われたことがきっかけです。この流れが発展し、ついには同美術館の設立にいたりました。美術館を訪れれば、刺激的な展示品を見学し、この町がいかに芸術に情熱を注いでいるかを感じることができます。
館内に入る前には、美術館の美しい近代様式のファサードもお見逃しなく。ワシントン出身の建築家、スティーヴン ホール設計で 2001 年に建造されたものです。世界各地の美術館と比べて小規模ながら、この角ばった建築は大変目立ちます。内部には 3 フロアに渡り、豪華で光に満ちたスペースが設置されています。
曲がりくねった順路を追いながら展示室をめぐり、数々の芸術品をはじめ、工業デザインや陶磁器、ファッションなどの企画展示を見学しましょう。各展示は通常、特定のアーティストや芸術活動に特化したテーマ別になっており、今までに体験したことのないような時代や文化の世界へと見学者をいざないます。これらの企画展は、年に数回入れ替えられます。
3 階にある美術館の屋上に上れば、コート オブ ライト スカルプチャー ガーデンが広がっています。このオープン スペースには、地域のアーティストや米国内外で活躍する芸術家たちの大掛かりな作品群が定期的に入れ替えられて展示されています。
展示品の詳細については、各展示室のガイドに尋ねるか、美術館のガイドツアーに参加してください。1 日 1 回一般ツアーが実施されているほか、事前に依頼すればプライベート ツアーも行ってくれます。美術館を出る前には、ミュージアム ギフト ショップも忘れずにチェックしましょう。貴重な骨董品や書籍が販売されています。
ベルビューの文化について知識を深める機会として、博物館で行われるアーティストのトークショーやインタラクティブ ワークショップに参加するのもおすすめです。芸術的な技術を学んだり、名高い芸術家の生涯を物語る動画を見たり、子どもたちを連れてオリジナルの作品を作れるクラフト ワークショップに参加したりと、さまざまなアクティビティを楽しめます。詳細は、オンラインでワークショップのスケジュールをご確認ください。
ベルビュー美術館は、ベルビュー市内中心にあります。現地に無料パーキングがあるほか、バスでアクセスすることもできます。美術館は火曜日から日曜日まで開館しており、入館料がかかります。なお、毎月第 1 金曜日は入館無料になります。