歴史あるアルベルト マラニャオ シアターはナタールの中心にあり、優しい建物の色調に白色の飾りがアクセントになっています。おしゃれなバルコニーや、ヤシの木や像で飾られた中庭も魅力的。リオ グランデ ド ノルテの歴史芸術遺産として国定記念物に指定されているこの劇場では、演劇やミュージカルを上演しています。
メイン ホールに入ると美しい浮き彫りに目を奪われるでしょう。建物内は冷房が効いているので、快適に演目を楽しめます。この劇場では、演劇、コンサート、オペラ、ダンス ショーなどさまざまなプログラムが組まれているので、好みの作品がきっとあるはず。
建物正面には美しい飾りが施されています。また、バルコニーもロマンチック。夜になると、ライトが正面を照らし輝きを与えます。建物はポルトガルのコロニアル様式ですが、ベルギーの芸術品やフランス風のデザインなど、さまざまな要素が混ざり合っています。
小さなショップでは、CD や本を購入可能。中庭をお散歩するのも忘れずに。100 年前の劇場の写真を見たら、時の流れを感じるでしょう。
アルベルト マラニャオ シアターは 1898 ~ 1904 年に、テオドジウ パイヴァ市長の命令の元で建築されました。元の名前は、カルロス ゴメス シアター。カルロス ゴメスはイタリアで人気を博したクラシック音楽の作曲家です。そして 1950 年代、ジジャーウマ マラニャン市長が、以前の統治者にちなんで劇場名を変更。また、劇場は修復や改修を何度も経験しています。特に 2004 年には、100 周年を祝って大々的に工事が行われました。
チケットは劇場で購入できます。滞在中に行われる演目もチケット売り場で確認可能。劇場内は無料で見学できます。
アルベルト マラニャオ シアターは街の中心のリベイラにあります。ナタール リベイラ駅のすぐ横にあるので、電車でのアクセスが便利。劇場近くにはバス停がいくつかあるので、バスも利用可能です。このエリアには、ジジャーウマ マラニャン ミュージアム オブ ポピュラー カルチャー、サレジアノ サン ジョゼ カレッジ、重要な政府の建物などもあるので、ぜひ訪れてみてくだい。